アップルとは?

アップル・レコード(Apple Records)は1968年にビートルズが設立したイギリスの企業、アップル・コア(Apple Corps)のプロジェクトの一部として設立したレコードレーベル。「アップル盤」のアップルとは同レーベルのことを指す。設立当初の五大プロジェクト、エレクトロニクス、映画、出版、レコード、小売業のうち、最も成功した。
レコードジャケットには一部を除いてこのリンゴマークが描かれており、表示形式は主に線だけで描かれたリンゴマークの中央に”Apple Records”の表記(モノクロ)と写実的な絵の青リンゴマークの下に”Apple”と表記(カラー)された2種類がある。

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対談:ビートルズ・レコードを集める楽しさ_image

対談:ビートルズ・レコードを集める楽しさ

おそらく、世界中で最も名前が知られているロックバンド「The Beatles」。
1960年にThe Beatlesとして活動をスタートし、1970年の解散までの間に、数多くのレコードを制作。各国ごと、レーベルごとに多種多様なレコードが発売され、同じタイトルのレコードでも、全く異なるレコードジャケットが存在する。
そんなビートルズ・レコードを数多く集めているショーン黒田さん、ディスクユニオン新宿店ロックレコードストアの店長である藤村さんに、あらためてビートルズ・レコードの魅力を語ってもらった。

ビートルズ・レコードの歴史_image

ビートルズ・レコードの歴史

「The Beatles」。
1957年ジョン・レノンが「クオリーメン」というバンドを、英国リバプールの地で結成したことから全てが始まった。その後イギリスとドイツでライブ活動を続けて腕を磨いた彼らは、1960年頃より「The Beatles」を名乗り、1962年にレコードデビューを果たす。ファーストシングル「Love Me Do」に始まり、ラストシングル「Let It Be」まで、アルバムは「Please Please Me」から「Let It Be」まで200曲以上の名曲を世に送り出してきた。当時を知っているビートルズ世代の人たちはもちろん、現在の若い人たちにも愛されているロックバンドである。
60年以上もの間、全世界で愛され歌われ続けているビートルズの曲だが、その音を聴くスタイル、記録の媒体は時代とともに変化している。レコード、オープンリールテープ、カセットテープ、CD、ストリーミング配信など。そんな中から、ここでは”アナログレコード”について焦点を当て、ビートルズ・レコードの魅力を再発見したいと思う。

図鑑:ビートルズがリリースした13枚のアルバム・レコード_image

図鑑:ビートルズがリリースした13枚のアルバム・レコード

1963年3月22日に英国でリリースされた1stアルバム「Please Please Me」。
そして、1970年5月8日にリリースされた13枚目のアルバム「Let It Be」。
ビートルズとしての8年の活動で生み出された13枚のアルバムは、全てが全世界のヒットチャートを牽引する名曲ばかり。
その13枚のアルバムを、ショーン黒田さんの解説と、レコードジャケットのヴィジュアルを合わせて楽しめる図鑑になります。

図鑑:日本・オデオン盤のビートルズ・レコード_image

図鑑:日本・オデオン盤のビートルズ・レコード

日本のビートルズファンが手にしたレコードの多くは、「オデオン盤」か「アップル盤」だろう。初期のビートルズ・レコードを多く扱っていたオデオン盤を、図鑑として紹介。キャッチコピーを記載した”ジャケ帯”など、日本独自のカルチャーで発達した「日本・オデオン盤」のビートルズ・レコードが楽しめる図鑑になっています。英国で発売されたレコードと比較しながら眺めると、より一層楽しめます。

図鑑:ビートルズ・レコードの国別比較_image

図鑑:ビートルズ・レコードの国別比較

世界中で発売されているビートルズ・レコード。
この図鑑では、ちょっと珍しいメキシコ、インド、韓国などで発売されたレコードを取り上げています。ジャケット写真の違いなどで、その国の文化が覗けるようで楽しいですね。

図鑑:世界中の「A HARD DAY'S NIGHT」レコードの比較_image

図鑑:世界中の「A HARD DAY'S NIGHT」レコードの比較

ビートルズ3枚目のアルバムである「A HARD DAY'S NIGHT」。
同名の映画がヒットしたこともあり、世界中で「A HARD DAY'S NIGHT」のレコードが発売された。当時は、国ごとにジャケット制作やマスタリングをしていたので、世界中で様々な「A HARD DAY'S NIGHT」が誕生することになる。
この図鑑では、その中の一部を紹介。ショーン黒田さんの解説と共に、世界を旅してみませんか?

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ビートルズ・レコードの歴史_image

ビートルズ・レコードの歴史

「The Beatles」。
1957年ジョン・レノンが「クオリーメン」というバンドを、英国リバプールの地で結成したことから全てが始まった。その後イギリスとドイツでライブ活動を続けて腕を磨いた彼らは、1960年頃より「The Beatles」を名乗り、1962年にレコードデビューを果たす。ファーストシングル「Love Me Do」に始まり、ラストシングル「Let It Be」まで、アルバムは「Please Please Me」から「Let It Be」まで200曲以上の名曲を世に送り出してきた。当時を知っているビートルズ世代の人たちはもちろん、現在の若い人たちにも愛されているロックバンドである。
60年以上もの間、全世界で愛され歌われ続けているビートルズの曲だが、その音を聴くスタイル、記録の媒体は時代とともに変化している。レコード、オープンリールテープ、カセットテープ、CD、ストリーミング配信など。そんな中から、ここでは”アナログレコード”について焦点を当て、ビートルズ・レコードの魅力を再発見したいと思う。

レコードは、人生のBGM。6,000枚以上のアナログレコードを収集した栗原氏の、音楽とレコードに包まれて過ごした半生について。_image

レコードは、人生のBGM。6,000枚以上のアナログレコードを収集した栗原氏の、音楽とレコードに包まれて過ごした半生について。

「人間は母親の体の中にいる頃から音の記憶が残っているんです。年齢を重ねて痴呆症になって自分の名前も思い出せなくなってしまっても、若い頃に好きだった音楽を聞いて、記憶が蘇る様なこともあるんです。」

2018年11月某日。神奈川県某所、アメリカン・フォークを中心にアナログレコードを6,000枚以上所有する栗原氏のご自宅に伺い、お話を伺った。

栗原氏は学生時代からレコードを集め始め、レコード好きが高じてレコード会社に就職。現在も音楽に関わる仕事に携わっている、いわば音楽と共に人生を歩んできた人だ。

仕事も含めさまざまな音楽媒体に触れてきたが、最も愛着があるのは今でもアナログレコードだという。

「私にとってアナログレコードは人生のBGM」と語る栗原氏。

音楽配信サービスが当たり前になったいま、アナログレコードの魅力とはどんなところにあるのだろうか?

そして栗原氏にとっての音楽とは。

マエストロ・ガレージでアナログレコードのクリーニング方法を学ぶ_image

マエストロ・ガレージでアナログレコードのクリーニング方法を学ぶ

愛用しているアイテムとはできれば長く付き合っていきたいもの。大切に使い続けるためのお手入れのコツ、修理のときの駆け込み先をご紹介。
今回は、人気が再発しているアナログレコードのお手入れについて。オーディオショップ「マエストロ・ガレージ」で真似できるポイントを聞いてきました。

Brand in-depth 第4回(前編)ファクトリエ・山田敏夫の「放っておけない」性格が工場と顧客をつなぐ_image

Brand in-depth 第4回(前編)ファクトリエ・山田敏夫の「放っておけない」性格が工場と顧客をつなぐ

取材当日、山田敏夫さんはトレードマークの白シャツ姿で現れた。身に纏っているのは、もちろん自身のファッションブランド『ファクトリエ』の製品だ。

ファクトリエの立ち上げは2012年。きっかけは20歳の頃、グッチのパリ店で勤務していたときにフランス人の同僚から言われた一言だった。「なぜ、日本には本物のブランドがないんだ?」。とっさにブランド名を挙げて反論したが、こう返された。「それって日本製なの?」

その問いに答えるかのように、山田さんは挑戦を続けている。世界に通用するメイド・イン・ジャパンのファッションブランドを作る。そう決意し、29歳で起業してからこれまでに訪ねた工場は700を超えた。現在は優れた技術とこだわりを持つ55の工場と一緒に“語りたくなる服”を作っている。商品のタグには生産する工場の名前を入れ、販売価格は工場が決めるというユニークな仕組みも取り入れた。丈夫で長く着られるうえに、職人のこだわりを随所に感じる服は、多くの顧客に支持されている。

創業から10年が経ち、ファクトリエの未来をどう描いているのか、というのが今回の対談の趣旨なのだが、山田さんってどんな人物なの? という話からスタートする。単なる思い出話のように見えて、実はそこにはファクトリエの根幹があると気づくはずだ。