ポルシェデザインとは?

ポルシェデザイン(Porsche Design)は、1972年ドイツにて創業したポルシェ(Porsche)の子会社で、ポルシェデザイン・グループが展開するブランドの総称。主にメンズファッションに関連する製品を取り扱い、衣服、アクセサリー、カバン、時計、サングラス、自動車用品、文具、小物などが世界各国で販売されている。
「機能がデザインを決める」という哲学のもと、あらゆる分野で革新的とされた。世界初のチタンを使用した時計、初の2000メートル防水機能を備えた時計、初のコンパス付きチタニウム時計など、時計部門は革命的なコレクションを発表している。
2006年には、アディダス(Adidas)とパートナー提携し、スポーツ・コレクション「ポルシェデザインスポーツ(Porsche Design Sport)」を発表。同年、クラランス(Clarins)と提携してフレグランスを発表するなど幅広い活躍をしている。

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アメリカンクラシックを現代に蘇らせる「アジャスタブルコスチューム」。デザイナー・小高一樹氏が創り上げる唯一無二の世界観

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デザイン、生地、ディテール、彼が手掛けるその全てがクラシックファッション好きに刺さる。彼とは、「アジャスタブルコスチューム」のオーナーでありデザイナーの小高一樹さんだ。企画からデザイン、工場とのやり取りまで、全て一人で行っている。

1920〜1940年代(物によっては1800年代)の古着を、今のスタイルとサイジングに修正し、小高一樹というフィルターを通してリプロダクトしている。日本、海外、どこのブランドでも見たことのない服ばかりだ。

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【コート鼎談・番外編】もっとも重いコート、もっとも軽いコート

服好きファッション通3名によるコート鼎談。服飾ジャーナリストの飯野高広さんと倉野路凡さん、ミューゼオ・スクエア編集長の成松に、愛用するコートや憧れたあの人のコート姿について語っていただきました。

コートは元来外部の環境から身を守るために作られたもの。そのため、気候や風土などによってさまざまなスタイルが生まれました。狩猟用に作られたローデンコート、漁師たちの防寒着として発達したダッフルコート、塹壕戦で効力を発揮したトレンチコート。生きるための必然性から、意匠に工夫をこらし素材に改良を重ねてきました。

コートが素材の多様性に富んでいる衣類であることは重量にもあらわれています。この記事では、鼎談で登場した12着のコートをその重量とともに一挙紹介。重さからコートの奥深さを探ります。