岩手県陸前高田市竹駒町上壺 玉山金山 変形両錐水晶

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1、2枚目と、3、4枚目はセット。光の当て方を替えた同ポジションの写真になります。

はじめ見た時は「これはどこが錐面だ?」としばらく観察し、気が付くのに少し時間がかかりました。種明かしをすると7、8枚目の立たせ方が正解。そろばん玉状の水晶が2つ、横並びになっていたというのが答え。とはいえ8枚目の横長部分(柱面)、7枚目の形状であれば本来は横の条線になるはずです。この異常な部分があるため、錐面と柱面が分かりにくくなっているわけです。

高知県や海外のエレスチャル水晶でも、同様の現象を見たことがあります。成長スピードが表裏で異なっていたことによる変化かと考えています。

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