鍛治町 老舗レストラン 銀嶺

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江戸幕府は封建体制強化のため,キリスト教禁止を名目に,オランダ・中国・朝鮮以外の国との貿易と日本人の海外渡航とを禁止した。

そののち幕末まで日本は、サザエのように殻を固く閉じてしまった。
長崎の出島は日本で唯一鎖国の窓でした。
海外からの風を常に感じる事の出来る唯一の街・海に向かって世界に開かれた長崎。

そんな歴史を彷彿とさせる「レストラン銀嶺」は、往時 私たちアンティークコレクターには知れ亘った店で、
教会をイメージさせる大空間の、小屋組みから吊り下げられたランプが印象的でした。

1930年(昭和5年)に鍛冶屋町で創業。

1953年 (昭和28)隣に、バー「ボン・ソワール」を開業。

昭和の時代には日本を代表する作家や俳優、芸術家たちが訪れ、
地元財界人やグルメに深く愛された銘店でした。

2005年11月、
「レストラン銀嶺」は、黒川紀章氏の設計による「長崎歴史文化博物館」がオープンするにあたり移転。
当博物館は、長崎奉行所の絵図面などを基に公邸部分の建物が忠実に復元されている。

2023年 3月、
JCDの皆さんと 五島列島~長崎の旅行に行く機会に恵まれました。
連日雨続きでしたが、久しぶりのグラバー園や軍艦島など大変楽しい一時でした。

後半の画像は移転した「銀嶺」です。 
大空間ではありませんが、それなりに面影は残っていました・・・・

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