ゴーギャンとは?

ポール・ゴーギャン(Paul Gauguin・1848年生まれ)は、フランス出身の画家。
後期印象派の代表的な作家で、彼はピカソ(Pablo Picasso)やマティス(Henri Matisse)といった、のちの前衛美術家や近代美術に大きな影響を与えた。
宗教画の影響を受けており、構図や配色からその様子が見て取れる。風景や静物を描いていても単純にそこにある物を描くのではなく、そこにある物を通して何らかのメッセージを訴える作品を数多く残している。
ポール・セザンヌ(Paul Cézanne)、ヴィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent van Gogh)とならんで3大後期印象派の1人として、美術史に名を刻んでいる。

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東京都写真美術館では、8月21日(日)まで「アヴァンガルド勃興 近代日本の前衛写真」が開催されています。

近代日本写真史における前衛写真は、海外から伝わってきたシュルレアリスムや抽象美術の影響を受け、1930年代から1940年代までの間に全国各地のアマチュア団体を中心に勃興した写真の潮流です。活動期間が短く、またピクトリアリズム写真やリアリズム写真といった潮流の間に位置することでこれまではあまり顧みられていませんでした。しかし、ここ数年福岡や名古屋をはじめとする各地の美術館により研究が進み、海外の展覧会でも展示される機会も増えています。

今回はオルタナティブ・ロックバンド「羊文学」ボーカル・ギターの塩塚モエカさんをお招きし、東京都写真美術館学芸員の藤村里美さんと展示を観ながら言葉を交わしました。新しい表現を模索した作家の足跡を、前衛写真を塩塚さんはどのように観たのでしょうか。

※こちらはTOPMuseum Podcast「#01ゲスト・トーク|塩塚モエカ(ミュージシャン)×藤村里美(学芸員)【アヴァンガルド勃興】(前編)」のトークを編集した記事です。