MUUSEO SQUARE
上衿(カラー)の角を丸くしすることにより、丸みの衿型(ラペル)が魚の口=フィッシュマウスのように見えることからその名が付けられた。1965年代にみられる伝統的なテーラードスーツに現代的なデザインとシルエット、素材感などを取り入れたコンテンポラリーモデルの代表的な衿型で、丸みをおびることにより、美しく、柔らかで優雅、優しい印象になる。3つボタンスーツと相性が良く、オーダースーツのオプション、また舶来ブランドのスーツの衿型としても稀に登場する。
イラストでわかりやすく解説!スーツ・ジャケットのパーツとデザイン。
ジャケットを構成しているパーツたち。ラペル、ポケット、フロントなど一つ一つのパーツにもデザインの違いがあり、見た目の印象の変化にも大きく関わってくるもの。カタチの違い、バリエーションを知ったうえで、「さて自分はどれが好みか」を探していくのも楽しいもの。パーツバリエーションをLOUD GARDEN(ラウドガーデン)クリエイティブディレクター岡田亮二氏のコメントも交えつつご紹介。
ジャケットを仕立てるアイデアが浮かぶサンプル8選
スーツやジャケットは、ラペル、ポケット、ベンツ、ショルダー、フロントデザインなどのパーツ、そして生地の組み合わせで無限の広がりをみせる! 今回はオーダーメイドやパターンオーダーのジャケットを愛用する3名のお気に入り私服ジャケットを掲載。ディテールの違いで印象もグッと変わるもの。ノッチドラペル、ピークドラペルなどラペルパーツの違いも写真で比較してみよう。
紺ブレ
ギーブス&ホークス
LOUD GARDEN(ラウドガーデン)
ポーター&ハーディング
ラペル
スラントポケット
センターベント
フランネル
ライニング
玉縁
万年筆でイラストを。サトウヒロシ流、万年筆インクの楽しみ方
万年筆は「文字を書くために生まれた道具」だ。しかし、最近では絵を描くツールとして使っている人が出てきている。その一人が万年筆画家のサトウヒロシさん。万年筆でイラストを描く楽しみ方を語ってもらいつつ、愛用のインクや紙を見せてもらった。
イラストで紐解くメンズスーツ&ジャケットヒストリー! 時代が変わればスタイルもここまで変わる!
普段何気なく着ているスーツのデザインも、衿、袖の形や着丈も、現代に至るまで歴史の移り変わりとともに大きく変化を遂げてきた。1920年代から現代まで服飾ジャーナリスト・飯野高広さんがイラストとともに解説する。
Brand in-depth 第一回 世界を通して考えるブランディングとバックボーン(後編)
第一線で活躍される「ブランドとは何か」を伺う「Brand in-depth」。第一回は世界の名立たるラグジュアリーブランドでデザイナーとして活躍されてきたナオタケコシさんにお越しいただきました。前編ではブランドのリブランディングの際に大切なバックボーンについてのお話でした。後編ではラグジュアリーブランドに限らず、あらゆるブランドが大切にするべきブランディングについて伺います。
物資不足から生まれたスカジャン刺繍
アメリカのデニムジャケットに施されたチェーンステッチ刺繍はハンドルミシンらしい力強さに満ち溢れていました。では日本の刺繍と言えば?やはりスカジャン(スーベニアジャケット)は外せないでしょう。スポーティな服と繊細な刺繍。ともすると喧嘩しそうな組み合わせはどのように生まれたのでしょうか。