-
「藤城清治100歳 美しい地球 生きるよろこび 未来へ 展」目録
「藤城清治100歳 美しい地球 生きるよろこび 未来へ 展」目録 4月28日に、福岡市立博物館で開催中の「藤城清治100歳 美しい地球 生きるよろこび 未来へ 展」に行ってまいりました。画像1は表紙、画像2は手提げ袋、画像3は同時に購入したクリアファイルのアート、画像8はウクライナのゼレンスキー大統領の肖像です。 目録だけでは、現物の絵や影絵展示の迫力の1/100も再現できないと思います。 「藤城清治100歳 美しい地球 生きるよろこび 未来へ 展」は2024年6月5日(水)まで開催されます。※休館日ありのため、福岡市立博物館までご確認して下さい。 https://muuseo.com/jason1208/items/1002 #藤城清治 #影絵 #木馬座 #ケロヨン
美術展図録 福岡市立博物館 3300円+税Jason1208
-
アイザック・アシモフの科学エッセイシリーズ
アイザック・アシモフ先生の科学エッセイシリーズ。ハヤカワ文庫NF。現代教養文庫。 化学者、SF作家として知られるアイザック・アシモフ先生[1920-1992]は生涯、500冊以上のご著書を上梓されましたが、ノンフィクションである科学エッセイをも多数執筆されました。日本でも、翻訳出版されていますが、早川書房のハヤカワ文庫NF(ノンフィクション)、社会思想社の現代教養文庫で主に出版されているようです。書影を展示しているものは、ハヤカワ文庫NF刊:「空想自然科学入門」「地球から宇宙へ」「時間と宇宙について」「生命と非生命のあいだ」「わが惑星、そは汝のもの」「発見、また発見」「たった一兆」「次元がいっぱい」「未知のX」「存在しなかった惑星」「素粒子のモンスター」「真空の海へ帆をあげて」「見果てぬ時空」「人類への長い道のり」「宇宙の秘密」 現代教養文庫:「輝け太陽」「地球の誕生」 ついでに福武書店の絵本シリーズの一冊「彗星は恐竜を滅ぼしたか?」 理系ではありませんが、魅かれるものがあって、今まで読んできました。カバーアートが統一されてないのは、揃えるのにそれなり時間がかかったからです。 このシリーズで読んで、興味深かった話は、どの巻かすぐに分かりませんが、「地球という惑星世界が持つ、宇宙でも特異な特長は、たったひとつの巨大天体《月》を衛星として持つということである。たったひとつの月がもたらした安定した潮の満ち引きや気候が、知的生物人類の発生に大きく貢献したかもしれない」という話です。 #アイザック・アシモフ #科学エッセイ #ハヤカワ文庫NF #現代教養文庫
書籍 早川書房 1986年以降Jason1208
-
『シン・ウルトラマン ミレニアルブック』《ポプラ社》
『シン・ウルトラマン ミレニアルブック』ポプラ社刊。2022年。ISBN978-4-591-17417-3。A4版。 映画『シン・ウルトラマン』の副読本的なブックレット、とベーターカプセル、防災庁軍手の商品が組になった商品です。 ベーターカプセルは直径約2cm、長さ約16cm。ペンライト機能はボタンを押し続けないと発光しないので、あまり実用性はないかなと。軍手は、家人から「実用的よね~w」と言われました。^^; BOOK-OFFで未開封商品を売っていたので、購入してみました。 #シン・ウルトラマン #ベーターカプセル #SF映画 #防災庁軍手 #ポプラ社 https://youtu.be/jW3lJviA1a8
フィギュア ポプラ社 1550円Jason1208
-
御厨さと美コミック・トランプ《小学館》
御厨さと美コミック・トランプ《小学館》 学年雑誌「小学六年生」昭和49年11月号付録トランプ。 先ごろ逝去された漫画家・御厨さと美先生は1972-1975年にかけて、小学館の学年雑誌「小学六年生」にて、読者ページ『ハロー6ワイドショー』を《みくさと美》というペンネームにて、執筆されていました。 このトランプは、その当時に付録として付けられたものです。今となっては希少なモノです。 これが半世紀前のモノとすぐ分かるでしょうか。一枚一枚のイラストが、相当なセンスだと思います。 #御厨さと美 #小学六年生 #Playing_Cards #トランプ #雑誌付録 https://muuseo.com/jason1208/diaries/15
トランプ 小学館 2023年Jason1208
-
『リュウの道 / 石ノ森章太郎』《竹書房文庫他》
『リュウの道』石ノ森章太郎 竹書房文庫。全五巻。 第1巻347頁、解説:並木伸一郎。ISBN4-88475-993-1。第2巻365頁、解説:秋山眞人。ISBN4-88475-994-X。第3巻393頁、解説:つのだじろう。ISBN4-88475-995-8。第4巻350頁、解説:秋山豊寛。ISBN4-88475-996-6。第5巻343頁、解説:五島勉。ISBN4-88475-997-4。 “恒星間宇宙船フジ1号に密航した、少年リュウが目覚めたのは、40年間ものコールドスリープの後であった。帰り着いたはずの地球の姿は一変していた。消え失せた文明、激変した環境。見たことも無い脅威の新生物。人間と言うには退化した原住民。あまりにも弱い我が身を嘆きながらも、リュウは知り合い助け合った(ロボット・ミュータント・類人猿・サイボーグを含む)人々と行動を共にし、人類の未来を探求し旅を続ける。” アフター・ハルマゲドンの地球を描き、その世界で人類の未来を模索する人々を、主人公リュウに仮託して描く作品です。『原始少年リュウ』『番長惑星』と合わせて、石ノ森章太郎先生の“リュウ三部作”とも呼ばれています。 リュウ一行が出会う激変した世界の生物では、植物からの栄養補給を受け、代わりに老廃物を提供する、まるで冬虫夏草のような寄生生物と成り果てている人間?が描かれています。現代の“引きこもり”や依存症のメタファーのようにも解釈できそうです。 老ミュータントが支配していた国を受け継ぎ、「指導者」の立場となりながらも、「神」と呼ぶべき存在と対話するまでの、精神的な進化を続けるリュウを描く、第4・5巻が面白いと思います。 #石ノ森章太郎 #リュウの道 #SF漫画
書籍 竹書房 2010年頃Jason1208
-
マンホールカード《山口県下関市》
山口県下関市のマンホールカード。当地名産のフク(河豚)がデザインされています。 会社のバス旅行で下関市長府に行ってまいりました。4枚目は食事をした、下関市のフク会席料理店、春帆楼。 ここは日本初のフク料理を提供した老舗料理店ですが、日清戦争の講和条約、下関条約が締結された会場でもあります。 #マンホールカード #山口県下関市 #春帆楼
マンホールカード 不明 山口県下関市Jason1208
-
『超人日記 / 山本貴嗣』《徳間書店他》
『超人日記』山本貴嗣(やまもとあつじ)。スタジオシップ劇画キングシリーズ・徳間書店アニメージュコミックス刊。1983年~1986年。今は無き月刊コミック誌「コミック劇画村塾」に連載されました。 “未来世界、ごく一般的な大学生の超人・アズマA児と、彼を巡る友人たちが巻き起こす騒動を描くスラップスティック・コメディ" 主人公のA児をはじめとして、登場人物の多くが何らかの超能力者で、それが当たり前の世界ということで、『超人日記』というタイトルです。『うる星やつら』など当時流行だったSFっぽいコメディの影響をモロに受けていると思います。山本貴嗣先生は緻密な画が好きな漫画家です。 スタジオシップ版の全二巻では、最終話付近の連載3話分47頁ほどが未収録のままになりましたが、徳間書店版の3巻で完全収録されました。 #コミック #山本貴嗣 #SF #徳間書店
書籍 徳間書店 1988年Jason1208
-
「SFイズム」《シャピオ他》その2
『SFイズム』 SFイズム社(3号まで)(株)シャピオ(4号より) 1981年より1985年まで発行されていた季刊雑誌です。A5版、定価480円。この頁では10号~16号までを掲載します。SF雑誌とはいっても、他社の『SFマガジン』『奇想天外』『SFアドベンチャー』『SF宝石』他のように創作SFはほとんど掲載せず、評論や発売中のSF関係商品紹介、SF大会などイベントを中心にした構成で、この頃にはまだ概念が無かったですが、ライトノベルを中心に読むライトSFファン層をターゲットにして、ディープなSFを広めていこうという編集姿勢で、とり・みき氏やたがみよしひさ氏が表紙を描いているところによく表れているかと思います。 中には「SF文庫列伝」として、創元推理文庫、ソノラマ文庫、サンリオSF文庫、ハヤカワSFシリーズ(銀背)、キングレコードなどの紹介、梶尾真治、神林長平、矢野徹など作家特集が、読ませてくれました。 この雑誌は16号が多分最終号かと思われますが、発行者が相当な赤字に苦しんだような話を聞いております。15号、16号は本当に発行されるのか、相当危ぶまれたようです。 #SF雑誌 #SFイズム #とり・みき #たがみよしひさ
書籍 シャピオ 1982年以降Jason1208
-
『SFイズム』《シャピオ他》その1
『SFイズム』 SFイズム社(3号まで)(株)シャピオ(4号より) 1981年より1985年まで発行されていた季刊雑誌です。A5版、定価480円。この頁では2号~9号までを掲載します。SF雑誌とはいっても、他社の『SFマガジン』『奇想天外』『SFアドベンチャー』『SF宝石』他のように創作SFはほとんど掲載せず、評論や発売中のSF関係商品紹介、SF大会などイベントを中心にした構成で、この頃にはまだ概念が無かったですが、ライトノベルを中心に読むライトSFファン層をターゲットにして、ディープなSFを広めていこうという編集姿勢で、とり・みき氏やたがみよしひさ氏が表紙を描いているところによく表れているかと思います。 中には「SF文庫列伝」として、創元推理文庫、ソノラマ文庫、サンリオSF文庫、ハヤカワSFシリーズ(銀背)、キングレコードなどの紹介、梶尾真治、神林長平、矢野徹など作家特集が、読ませてくれました。 #SF雑誌 #SFイズム #とり・みき #たがみよしひさ
書籍 シャピオ 1982年以降Jason1208
-
『森山直太朗 / さくら』《CD》
「森山直太朗 / さくら」 / 森山直太朗 ユニバーサル・ミュージックJ UPCH-5166 2003年発売。 シンガーソングライター・森山直太朗氏のシングル。 1 さくら(独唱) 2 さくら(合唱) 3 さくら(伴奏) 4 手紙 #森山直太朗 #さくら https://youtu.be/zqiQ6Z3n6a8
CD ユニバーサル・ミュージック 2006年頃Jason1208
-
『渡辺真知子ベストコレクション』《CD》
「渡辺真知子ベストコレクション」 / 渡辺真知子 CBS/SONY 30DH414 1986年発売。 シンガーソングライター・渡辺真知子さんのベストアルバム。 CMソングからしっとりとしたラブソングまで、幅広いジャンルでのヒット曲が好きです。 1 気になるあいつ 2 かもめが翔んだ日 3 ANTA 4 泣いてララバイ 5 好きと言って 6 なのにあいつ 7 ホールド・ミー・タイト 8 迷い道 9 たかが恋 10 唇よ、熱く君を語れ 11 ブルー 12 Off Shoreの風 13 Espressoでお別れ 14 真夜中のハイウェイ 15 Sailing Night #太田裕美 #歌謡曲 #ニューミュージック https://youtu.be/XZlr800Q22Y
CD CBSソニー 1992年頃Jason1208
-
『太田裕美ベストコレクション』《CD》
「太田裕美ベストコレクション」 / 太田裕美 CBS/SONY 30DH424 1986年発売。 歌手兼シンガーソングライター・太田裕美さんのベストアルバム。 ミュージシャンとの交友の広さから、歌曲のバラエティ豊富さが魅力です。 1 雨の音が聞こえる 2 ロンリィ・ピーポーII 3 君と歩いた青春 4 さらばシベリア鉄道 5 南風-SOUTH WIND- 6 シングル ガール 7 振り向けばイエスタデイ 8 ドール 9 失恋魔術師 10 九月の雨 11 しあわせ未満 12 赤いハイヒール 13 木綿のハンカチーフ 14 たんぽぽ 15 雨だれ #太田裕美 #歌謡曲 #ニューミュージック https://youtu.be/X8E2_K30XpY
CD CBSソニー 1988年Jason1208
-
『逆説の日本史 シリーズ / 井沢元彦』《小学館》
1992年より、作家・井沢元彦先生が、雑誌『週刊ポスト』に連載した日本史に関する記事『逆説の日本史』をまとめた作品です。各巻ハードカバーで現在まで19巻。小学館文庫からも再版されています。 各巻では、古代から年代順に正史として扱われている中の《歴史ミステリー》を、井沢先生が一定の証拠を基に解析しており、印象が強くて、面白い本でした。 日本史で定説として扱われている事柄に、根本的な疑問を投げかけ、著者独自の見解を展開していくという、論理展開ですが、第二巻・古代怨霊編、第一章の「聖徳太子編 「徳」の諡号(しごう)と怨霊信仰のメカニズム」では、日本古代史にはあまりにも有名な聖徳太子と、天皇位にも就かなかった太子がなぜ「聖徳」という諡号(死後に贈られた尊称)を受けているのかを探っていきます。要旨は、“天皇家には、「徳」の諡号を持つ天皇がおられたが、古代の伝説的な懿徳、仁徳などの天皇を除けば、ほとんどは不幸な身罷り方(逝去)をされている。「徳」の諡号は、不幸な人生を送られた天皇や皇族を慰め、その怨霊が生者や現世に悪影響をもたらさないための仕組みではないか?”というものです。 同様の論点で、哲学者・梅原猛氏が、『隠された十字架-法隆寺論-』を著していますが、個人的にすべてが正しい、と思ってるわけではありませんが、なかなか考えさせられる論でした。 https://muuseo.com/jason1208/items/752 https://muuseo.com/jason1208/items/757 https://muuseo.com/jason1208/items/766 #歴史ミステリー #古代史 #奇説異説 #井沢元彦 #逆説の日本史
書籍 小学館 2005年頃Jason1208
-
『妖星伝』全七巻 / 半村良《講談社文庫》
講談社文庫より1995年に発行された『妖星伝 第7巻「魔道の巻」』です。半村良/著。ISBN4-06-185908-0。 “SF伝奇超大作ついに完結!田沼意次の時代。鬼道衆の分裂と争いから現われ出た闇の歴史は、いま、無窮無限の世界を駆ける霊船黄金丸によつて宇宙の進化へと語り継がれる。互いの生命を啖(くら)い合う妖星=地球から虚空の巡礼に旅立った霊船を待ち受けるものは何か。終章で明かされる進化の涯に至る形態とは?(あらすじ紹介より)” 半村良先生は、『石の血脈』『産霊山(むすびのやま)秘録』『黄金伝説』などのSF伝奇小説、『戦国自衛隊』『およね平吉時穴道行(ときあなのみちゆき)』のSF作品、人情小説、風俗小説など幅広い作品を著された方で、それぞれのアイデアの斬新さは類を見ないものがありました。『戦国自衛隊』は、後にブームになった仮想戦記小説の元祖的な作品と言えるでしょう。 この『妖星伝』は、昭和50年の第一巻「鬼道の巻」から完結までに20年を要した大長編です。私は中高生時代は市立図書館でそれぞれの巻を借りて読んでいました。 『産霊山秘録』のヒ一族のような、始祖「外道皇帝」の意思を守り続けてきた異能力者の一族・鬼道衆とその分裂抗争、それを見守る僧侶・日円や武士たちの話に終始するかと思いきや、あらすじにあるように鬼道衆は、一族の悲願であった“黄金城”への転移を果たし、“黄金城”は日円とその弟子を乗客とする霊船“黄金丸”と化し、地球の歴史に深く干渉してきた補陀落(ポータラカ)星人「外道皇帝」に会って、その真意を確かめる悠遠はるかな宇宙の旅を、当時の地球トップレベルの知性である日円に、仕組まれたかのように、与えることになります。 星の旅の中で、人類はどう進化していくのかという命題を議論の中で描き出し、あたかも映画『2001年宇宙の旅』の最終章「木星と無限の彼方」を文章で表現したような哲学的な、それていて飽きさせない議論を表現しています。最終的にいろいろな伏線を回収していく展開は、私は面白いと思いました。 #伝奇SF #半村良 #妖星伝 #講談社文庫
書籍 講談社 2023年Jason1208
-
『パイナップルARMY / 工藤かずや・浦沢直樹』《ビッグコミックス》
『パイナップルARMY』工藤かずや/作・浦沢直樹/画、ビッグコミックス刊(小学館)、1985-1988年。ISBN4-09-181088-8。(8巻)。 『20世紀少年』『MONSTER』等で知られる、漫画家・浦沢直樹氏の初連載作品。“ベトナム戦争に従軍経験を持つ、日系米人?ジェド豪士は軍事知識、戦闘能力を武器として、在郷軍人組織で軍事インストラクター稼業をしていた。軍事知識や爆弾解体技術で、数々のテロ事件やインストラクター依頼を潜り抜けていく。” 小学館BIGコミックオリジナル連載で、老舗連載の『ゴルゴ13』などとはまた違ったミリタリズムの世界を見せてくれて、新鮮な漫画でした。最終章では、西側の軍事エキスパートである主人公ジェド豪士と対極に立つ、東側の謎の傭兵テロリスト“小東夷(シャオ・トンイー)”の核テロを阻止すべく、それまで戦ったこともある傭兵たちを集めて、対決しようとする「最後の切り札」“ACE IN THE HOLE”作戦が、読者として盛り上がりました。 浦沢直樹氏の作品は、原作付きの、この『パイナップルARMY』『MASTERキートン』の方が好きですね。 #パイナップルARMY #工藤かずや #浦沢直樹 #コミック #小学館
書籍 小学館 1985年Jason1208