全日空商事 【1/200】【YS21126】 南西航空 YS−11A JA8794

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南西航空
YS−11A
レジJA8794

沖縄の翼、南西航空の新鋭機としてYS-11Aが導入されたのは昭和43年のことでした。
東西1,000km、南北400kmに及ぶ広大な海域に点在する島々で構成されている沖縄にあってこれらの島々を結ぶ南西航空の航空路は人々のくらしを支える生活路線として大変重要な役割を担ってきました。
YS-11Aはそれまで使用されてきたレシプロエンジンの双発機CV240型に代わる南西航空の主力機材として計8機が導入され那覇-宮古線をはじめ石垣、久米島、下地、与論、沖永良部、与那国、南大東の各線に就航しました。
年3月当時、これらの島々を結んで活躍する南西航空
のYS-11便は1日平均26便を数えました。昭和53年、南西航空初のジェット機材となったB737-200型の就航を機にあざやかなオレンジと赤のストライプをベースにした新デザインが導入され、それまで日本航空の塗装に準じていたYS-11Aについても昭和57年からこの新デザインとなりました。
沖縄をイメージさせるオレンジカラーの新デザインはJA8710、JA8715、JA8775、JA8778、JA8787、JA8794、計6機のYS-11Aに施されました。南西航空のYS-11Aにとってこの塗装は3代目にあたり以後11年にわたって活躍した為、もっともおなじみの懐かしいカラーデザインでした。
南西航空のオレンジカラーのYS-11Aは平成5年、日本トランスオーシャン航空の発足により新デザインとなるまで沖縄の空を飛び続けました。
このモデルは昭和57年、オレンジカラー塗り替え初号機となったJA8794号機を再現したものです。

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