全日空商事 【1/200】【YS21136】 YS−11T−A 海上自衛隊 205ATS

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海上自衛隊
YS−11T−A
機体ナンバー(レジ)205ATS

YS-11T-A型航空機は昭和45年(1970)から49年(1974)にかけて200型を4機、600型を2機の計6機が製造され、P-2J(対潜哨戒機)
の航空士訓練用練習機として海上自衛隊に導入され第205教育6906航空隊に所属している。MAD(磁気探知装置)や攻撃兵装を除く大部分のP-2JのASW(対潜戦)機器を搭載しており、重量増加のためにステアウェイや与圧装置がなく、空調装置も主に電子機器の冷却に使用されている。
胴体下面に捜索レーダーのレドームや空中でも使用できるAPU(補助動力装置)を装備し、胴体上部にはアストロハッチ(天測用出窓)、後部には見張り用バブルウインドウ(出窓)が左右にあるのが外見上の主な特徴である。P-2Jが退役してからは、ASW機器の多くは取り下ろされ、航空士の基礎教育用として活躍している。
コールサインは、「TOMBOYYANKEE (トムボーイヤンキー)」でP-2Jの「TOMBOY」と区別していたが、第205教育航空隊からP-2Jが除籍してからは、「TOMBOY」になっている。6906号は182機製造されたうちの製造番号181号機になるが、182号機(第61航空隊の9044号)が昭和48年(1973)5月11日に先にロールアウトしたため、最終ロールアウト機昭和49年(1974)2月1日になる。

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