KATO 115系ベース 115系(セキC-43編成)

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JR西日本の広島地区で活躍した115系には国鉄末期の短編成および高頻度運転化による先頭改造や分割・民営化後に行われた冷房改造の車両が存在し、その中の一つ広島支社のセキC-43編成に入っていたクハ115-604は、元111系で(111-380)115系に改造編入された車両である。
前面ガラスに取り付けられた金属枠に、デカ目の土台を流用したシールドビーム、111系時代の名残りであるグローブ型ベンチレーター装備といった独特の先頭部の車両を持ち、ファンから人気だった。
この車両は元々、福知山支社で福知山カラーのまま活躍しており(下関に来ても福知山カラーのまま活躍していたことがある)、2004年に下関車両所にやってきた。
2007年に瀬戸内色にされ、シールドビーム化されている。
2009年に新広島色にされた後、2012年まで活躍した。

〜モデルについて〜
広島・山口のNゲージモデラーなら、一度は製作したみたい車両の一つであろう。
実はオーナーも挑戦しようと思っていた事がある(結局、材料だけ集めて製作できなかったが(失敗した))。
この車両は某リサイクルショップにて入手したもの。
KATOの115系ベースに独特のシールドビームはもちろん、金属枠、グローブベンチレーター、お椀型タイフォンにモハ114のダブルパンタ車まで再現してあるのだ。
なんと4両の動力付きでで2300円で売っていた。
この完成度の高さで2300円は安すぎる。オーナー的に10000円出しても良い出来だ。

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