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EV-E301系 V1編成
烏山線で運用されていたキハ40系の老朽化対策として、 JRグループでは初の蓄電池で動く「蓄電池駆動電車」として開発。 2014年(平成26年)3月15日より運用入りとなった。 宇都宮駅~宝積寺駅の走行中、または宝積寺駅、烏山駅に停車中に 架線から床下の蓄電池へ充電。 充電用設備として設置された剛体架線を用いて、 折返しまでの短時間で急速充電を可能にしている。 非電化区間では、パンタグラフを降下させて 蓄電池からの電気を用いて走行。 設計最高速度は100km/hとしているが、 烏山線での最高速度は65km/hに抑えられている。 本製品は、テックステーション限定での販売となり、 店頭では取り扱いが無いのが少々不便。 実車では、走行区間に応じて昇降するパンタグラフも、 純正品では固定式となっており、交換用のパーツ展開もされておらず、 せっかくリリースされたにも関わらず、なんともビミョーな仕様に…。 ただ、過去ではNewDays KIOSKオリジナル 第3弾で 1両のみでしか販売されていなかったので、 きちんと1編成としてリリースされただけでもマシか。 形状が似ているKATO製パンタグラフに換装して パンタグラフ昇降に対応。 2021年(令和3年)12月に、日光線倒木の影響で、 パンタグラフ、車体破損をして自走不可となった 205系600番台 Y10編成の救援列車として EV-E301系が連結した事があったので、 将来的には先頭車両をTNカプラーへ換装予定。 備考:N動力化、TNカプラー換装、墨入れ加工 ・KATO ・4581F モハE231東海道パンタグラフ PS33B に換装 準備中 先頭車両 TNカプラー換装 未定 ・イズムワークス ・JR東日本EV-E301系 ライトユニット ・パンタグラフシューの塗装
鉄道模型 Nゲージ トミーテック 定価ルイン@ヨーグルトヤード車両センター
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国鉄 ヨ8000形
老朽化した車掌車、有蓋緩急車などの置き換え車両として 1974年(昭和49年)~1979年(昭和54年)まで製造された事業用車両。 制輪子を改良して、制動時の静粛性が向上。 また、国鉄が製造した二軸車掌車では、初めて便所が設置されたほか、 車内照明を蛍光灯に変更し、暖房設備として石油ストーブが装備されて、 乗務員の環境改善が図られている。 現在は、貨物列車への車掌乗務が原則として廃止となり、 本来の運用目的を失っているが、一部の特殊用途向けとして 少数ながら現在も活躍中。 実車では、某イベントにて実際にヨ8629に乗車を体験した。 日常的に利用する通勤・近郊車両とは違った乗り心地で 貴重な体験が出来た。 プロトタイプとして、ヨ8402が設定されている。 集電方式を採用しており、尾灯が点灯仕様となっているが、 室内灯組込には対応しておらず、ユーザーでの加工が必須となる。 備考: ・KATO ・11-703 KATOカプラー密連形A(黒) カプラー換装
鉄道模型 Nゲージ 定価 店頭ルイン@ヨーグルトヤード車両センター
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シキ1000 JR貨物タイプ
変圧器などの特大貨物輸送の為、 1975年(昭和50年)に2両、1979年(昭和54年)に1両の 計3両が製造された。 当初は、日本通運が所有する私有貨車として活躍していたが、 1987年(昭和62年)1月12日付で3両全てが除籍。 その後、1990年(平成2年)6月、8月、10月に分けて それぞれJR貨物が購入し、車籍が復活する事となった。 その際に、車体側面の社紋や銘板が取り外された。 空車時、積載時ともに、最高速度は75km/hまで対応しており 輸送時間の短縮に繋がっている。 通常の貨物輸送に組成する事も可能だったが、 その際には機関車のすぐ隣となる次位へ連結する制限があった。 なお、2022年(令和4年)3月に全車両が廃車となり 形式消滅となった。 特大貨物輸送に特化させた仕様の為、 他では見られない独特な形状をしている。 レールの継目を走行する際に響かせる8軸の轟音は、 見た目も相まってかなり印象的。 当センターでは、テックステーションの企画品となる シキ1000、シキ1001、シキ1002の3両が入線。 純正品では銀色車輪が目立っているので、 KATO製の黒色車輪に換装。 備考: ・KATO ・車間短縮ナックルカプラー 黒に換装。 ・中空軸車輪(ビス止め台車用・黒)に換装。
鉄道模型 Nゲージ TOMIX 定価ルイン@ヨーグルトヤード車両センター
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19D形コンテナ「鉄道コンテナ輸送50周年記念カラー」
日本貨物鉄道(JR貨物)にて運用されている、鉄道輸送用の有蓋コンテナ。 19B形コンテナを改良し、船舶による代行輸送に対応させている。 貨物輸送を行う路線では、日常的に見られるコンテナであり、 鉄道に限らずトラックの荷台に積載される等、日本各地で活躍中。 標準的なカラーとして「あずき色」が採用されているが、 鉄道コンテナ貨物輸送の先駆けとなった「たから号」の運転開始年、 1959年(昭和34年)から50周年の節目として、 国鉄コンテナをイメージした黄緑色をまとったコンテナを 2009年(平成21年)に50個限定で製造された。 現在は、他の有蓋コンテナ類と共に日本各地で活躍しており、 見かけたらなかなかラッキーなコンテナとも言える。 最近は、19D形コンテナを模した駅弁が販売されて 一時期話題になったこともあり、 密かに(?)注目を浴びているコンテナかも。 備考:墨入れ加工。
鉄道模型 Nゲージ TOMIX 定価ルイン@ヨーグルトヤード車両センター
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E3系0番台 R23編成「ありがとうこまち」
新型車両E6系導入に伴い、 2014年春のダイヤ改正で秋田新幹線撤退までの間、 現存するE3系0番台 R3・R4・R15・R16・R20・R21・R22・R23・R26の全9編成に 「ありがとう」の文字と桜の花弁を施したステッカーを 11・15号車に貼り付けして運行された。 秋田新幹線撤退後は、山形新幹線E3系1000番台 L55編成改造の種車として E326-23(12号車)→E326-1105(14号車) E329-23(13号車)→E328-1005(15号車) へ改造され、残りのR23編成4両は廃車となった。 同じく、L55編成改造の種車として捻出された 元E3系0番台R26編成では、 車内の荷物棚の支柱が省略された仕様となっており、 同一の編成でありながらも、製造時期による差異が起きている。 この仕様の違いは、同じくR24・R25編成を種車に改造された E3系1000番台L54編成も同様となっている。 KATO製E3系0番台の再生産が記憶に新しい2023年11月下旬、 突如KATOから発表された製品。 ホビーセンターカトー東京、KATO京都駅、 ホビーセンターカトーオンラインのみでの限定販売。 かつて、ありがとうラッピングのE3系0番台は、 トミックスワールド限定で販売されたTOMIX製品「93519」のみで、 生産数が限られていた為、現在は中古市場では何倍もの価格で取引されている。 今から正規品を入線しようものならば、覚悟を決める必要がある状態となっていたので、 欲しいユーザーにはまさに朗報とも言えるだろう。 11・15号車貼り付けのありがとうラッピングは、 TOMIX製品と比べて白色ベースが目立つようになっており 実車に近くなっているが、 海側の側面表示器付近まで覆われて、かつ桜が1つ多くなっており、 プロトタイプのR22編成とは異なる、いわゆるエラーとなっている。 (表示器付近までステッカーが覆われているのは、R4編成のみとなっている。) ただ、TOMIX製品も15号車のパンタグラフカバーが実車とは異なるので、 こればかりは仕方がないと割り切るべきか。 プロトタイプは、2023年再生産ロット版分と同じR22編成となっているが、 当センターで編成番号が重複する為、R23編成に改番。 余談だが、当センター所属のE3系0番台「ありがとうこまち」R26編成と R23編成は、E3系1000番台 L55編成として改造されており、 奇しくも「ありがとうこまち」仕様の編成が、L55編成の種車となっている。 また、山形で開催されたE3系1000番台の撮影会では、 運転台に入らせていただいた車両がL55編成だったのもあり、 何かと縁を感じる車両だと感じている。 KATO製のフル規格新幹線が在籍していない為、 併結運転には対応していないが、R26編成と共に新幹線車両の花形として 運転会などで存分に活躍させたい所存。 備考:R22→R23編成へ改番、白色LED室内灯組込・色調調整、墨入れ加工、13号車(M車)トラクションタイヤ付台車に換装 各種インレタ貼り付け ・TOMIX E3系0番台用インレタ ・編成番号を切り貼り ・床下カバー編成番号を貼り付け ・乗務員扉、保安装置表記を貼り付け ・世田谷総合車輌センター 前面編成標記(C) L・R篇
鉄道模型 Nゲージ KATO 定価ルイン@ヨーグルトヤード車両センター
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E6系 Z2編成
E5系の320km/h運転に対応させる為に、 新在直通運転用のミニ新幹線として、 2013年(平成25年)3月16日より営業運転を開始。 車体傾斜装置を採用し、最高速度が275km/h→320km/hに向上したが、 先頭車両のノーズ長が、E3系0番台の約6mよりも長くなり、 約13mに延長された。 2023年現在、日本で走行する営業列車としては最速を誇る。 ロングノーズ化に伴い、編成の定員数が減少してしまった為、 1両分を追加した7両編成となった。 なお、1両延長された分の対応として、在来線区間の駅や信号場、 秋田車両センターの地上設備の改良工事が施された。 同一のE6系でも、落成した時期で連結部の外幌や パンタグラフカバーの形状等が微妙に異なっており、 本製品のプロトタイプは、Z2~Z6編成の「前期型」となっている。 また、後の追加工事として荷物スペース設置の為に 窓埋め工事が施されているが、本製品は窓埋め工事前の姿になる。 方向幕表記としては、E3系0番台の置き換え期間中に使用していた 列車名「スーパーこまち」を設定。 約1年ほどの短期間しか使用されなかった、 何気に珍しい列車名でもある。 当センターでE3系0番台が増備されつつあった頃、 某所にて室内灯付の中古が破格で販売されていた為、 急遽入線を果たした。 入線したてではあるが、東日本エリアの看板車両でもあるので 当センターで期待の車両。 E5系はもちろん、E3系シリーズとの共演も積極的にしていきたい。 備考:グランライト製 白色LED室内灯組込・マスキングテープで色調調整 墨入れ加工
鉄道模型 Nゲージ TOMIX 中古ルイン@ヨーグルトヤード車両センター
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209系在来線試験電車 MUE-Train
在来線の技術試験、開発のため、 「車両の性能向上に関する開発」 「次世代車両制御システムの開発」 「営業用車両を用いた地上設備の状態監視用機器の開発」 を目的として、2008年(平成20年)10月に改造された試験車両。 京浜東北・根岸線で運用されていた209系0番台 ウラ2編成のうち、7両を種車として改造された。 2010年(平成22年)に、4号車のサヤ209-8が試験終了に伴い廃車、 種車も1996年(平成8年)落成から既に27年も経過しており 一時期は廃車も囁かれたが、2023年現在も6両編成で活躍中。 白色を基調にしたブロックパターンの帯、各種屋根上、床下機器には 改造が加えられているが、209系0番台の面影も伺える。 運用目的が特殊故に、神出鬼没の車両で非常に珍しい車両。 珍しさで言えば、検測車両にも引けを取らない車両とも言えよう。 某日、お目当ての車両を撮る為に撮影地で待っていた際、 偶然にもMUE-Trainが通りかかったのがきっかけで、入線を決断。 肝心の写真は、不意打ち同然だったのでまずまずだったが、 今度実車と遭遇する機会があったら、 是非ともNゲージとツーショットしてみたいところ。 当センターでは、テックステーション再販分が入線。 入線と同時に、早速墨入れ加工と、TNカプラー換装を実施。 実車と比べて、屋根上、床下機器が異なるタイプ品だが、 気が向いたら実車に近づけるように改良を加えたい。 備考:墨入れ加工、TNカプラー換装 [取付予定] ・側面 行先表示器「白地表記」 [未定] ・屋根上、床下を適正化。
鉄道模型 Nゲージ TOMIX 定価ルイン@ヨーグルトヤード車両センター
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E3系0番台 R21編成
2002年(平成14年)~2005年(平成17年)にかけて、 輸送力増強、200系の置き換え車両として R18~26編成が増備された。 R17編成以前と比べて、各所に変更点が加えられており、 VVVFインバータ制御装置が、GTOサイリスタからIGBTに変更され、 走行音が大きく変わっている。 晩年は、「こまち」ロゴは削除されたものの、 こまちカラーを残した状態で、E5系の付属車両として 2020年(令和2年)10月まで活躍。 運用離脱後は、新利府の新幹線総合車両センターに留置されていたが、 2021年(令和3年)9月13日付でR21編成は解体された。 2007年に発売されてから再生産されず、長らく品薄状態が続いていたが、 2023年9月にようやく再生産となった。 他ユーザーの話によると、 2023年9月生産ロットでは、過去ロットに比べて 先頭車両のノーズ部分のピンク帯の位置が下がっており、 より実車に近付いたという情報も。 当センターでは、2023年再生産ロット版が入線となり、 ようやく念願のKATO製E3系0番台を迎える事となった。 しかし、11号車のノーズに傷、13号車の動力不良の初期不良に見舞われ、 返送されてきた修理品が治っていなく、更にスリーブが破損していて再度メーカー送りと 初っ端から出鼻をくじかれたが、なんとか入線。 何も、某社の悪い所を真似しなくても…。 プロトタイプはR22編成だが、当センターでは既にTOMIX製 E3系0番台「やまびこ•なすの」が所属していた為、 入線と同時にR21編成へ改番。 並行して、乗務員扉の窓に編成番号の追加、各種表記をインレタ貼り付け、 動力台車をトラクションタイヤ付台車に換装、 墨入れ加工、LED室内灯の組込も実施。 備考:R22→R21編成へ改番、白色LED室内灯組込・色調調整、墨入れ加工、13号車(M車)トラクションタイヤ付台車に換装 各種インレタ貼り付け ・TOMIX E3系0番台用インレタ ・編成番号を切り貼り ・床下カバー編成番号を貼り付け ・乗務員扉、保安装置表記を貼り付け ・世田谷総合車輌センター 前面編成標記(C) L・R篇
鉄道模型 Nゲージ KATO 定価ルイン@ヨーグルトヤード車両センター
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宇都宮ライトレール HU300形 HU301編成
2023年(令和5年)8月26日より運転開始した、宇都宮市と芳賀郡芳賀町を結ぶ路線 「宇都宮芳賀ライトレール線」で使用される車両。 LRT(次世代型路面電車システム)を採用したほか、 新規にライトレールの路線開通をした事例としては日本初かつ、 路面電車が存在しなかった土地での開通は、1948年(昭和23年)開通の 富山地方鉄道伏木線(現: 万葉線高岡軌道線)以来となり、 2023年8月現在、非常に注目を浴びている路線。 宇都宮駅周辺の慢性的な道路渋滞への対策、路線バスと接続して利便性向上が図られている。 2023年8月現在では、各駅停車のみ運転となっているが、 今後は快速運転での運行も実施予定。 鉄道コレクションでも、早速商品化されたので即座に予約。 入線と同時にN動力化を実施。 しかし、動力化にあたって連接台車の動作が渋く、 曲線通過後の直線区間で、車体が斜めのままとなる症状が。 車体上部の連接部分を一部切削、動力台車のグリスアップを実施し 一応は走行出来るレベルにまで回復。 パンタグラフの留め方がやや緩い為、 昇降の際に車体から外れてしまう事がある。 パーツも外れやすいので、取扱注意。 場合によっては、ゴム系接着剤で土台を固定させてパーツ紛失のリスクを減らした方がいいかも。 調べてみたところ、個体差がかなり大きいらしく、 過去の路面電車系統でも同様の症状が多々発生しているとの事。 製品化されただけでもありがたいが、リリースするのであればもう少し品質を安定させて欲しいのだが…。 プロトタイプは、トップナンバーのHU301編成で設定されており、 某イベントにて実際に乗車した車両。 ただ、停車中の車両体験乗車に留まっており、走行中の車両似は まだ乗車できていない為、近日中に乗車予定。 また、順次墨入れ加工も実施予定。 備考:N動力化
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E3系0番台 R22編成「やまびこ・なすの」
2002年(平成14年)~2005年(平成17年)にかけて、 輸送力増強、200系の置き換え車両として増備。 E6系新幹線による置き換え後、車歴が比較的新しかった R18編成~R26編成は、改造等を経て新天地で活用された。 しかし、唯一R20編成のみ、改造や転用される事なく廃車となっている。 その中でも、R21編成、R22編成、R26編成は「こまち」ロゴを撤去し、 当初のこまちカラーでE5系の付属車両として運用に就いた。 なお、途中R26編成はR23編成と共に、E3系1000番台 L55編成への改造となり、 こまちカラーを最後まで残したのはR21編成、R22編成のみとなった。 新型コロナウイルスによる利用客減少の為、 2020年(令和2年)10月をもって運用離脱。 復帰も叶わず、2021年9月13日付でR21編成、 2021年11月25日付でR22編成が廃車となり、E3系0番台は消滅した。 幼少期から気に入っていた車両型式で、 現存する唯一のE3系0番台だっただけに、保存されなかったのは 本当に残念に思う。 まだ、E3系は保存車両が1両もないので、今後どうなるかが 非常に気がかりでもある。 (当然、費用も場所も関わるので、安易に出来る事ではないが…) 長らく、やまびこ・なすの運用となったE3系0番台は 導入出来ていなかったが、ようやく当センターにも入線。 新幹線総合車両センターで開催された有料イベント 「体験・体感!新幹線総合車両センター」にて R22編成と対面した思い出として、R22編成として組成。 同社のE3系「92803」と比べ、一部パーツが改良されており、 先頭車両のライトユニットがツメで固定出来るようになり、 組み立て時にバラバラにならなくなったのが嬉しい改良点。 通電性を向上させた通電カプラーで、他形式との併結運転時も 協調性が改良されている。 しかし、通電カプラーの宿命でもある繋ぎにくいデメリットも受け継いでおり、 トレードオフと言ったところか。 なお、15号車のパンタカバーは、変わらずつばさ仕様となっており 形状が修正されていない。 プライベート、仕事でも運用を調べて何度も利用した車両でもあり、 当時の思い出に浸りながら、大切に運用していく所存。 近日中に、墨入れ加工を実施予定。 備考:白色LED室内灯組込、ヘッドライトのシールドビーム塗装
鉄道模型 Nゲージ TOMIX 中古ルイン@ヨーグルトヤード車両センター
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E3系0番台 R20編成
2002年(平成14年)~2005年(平成17年)にかけて、 輸送力増強、200系の置き換え車両として R18~26編成が増備された。 R17編成以前と比べて、各所に変更点が加えられているが、 VVVFインバータ制御装置が、GTOサイリスタからIGBTに変更され、 走行音が大きく変わっている。 2014年(平成26年)3月14日、秋田新幹線内のラストラン運用に充当された編成。 ラストランが終わり運用終了後は、新幹線総合車両センターに留置されていたが、 転用される事もなくそのまま廃車となった。 ほぼ同時期に製造された編成は、とれいゆ、現美新幹線に改造、 やまびこ・なすの運用の付属編成として運用、 1000番台に改造された上で山形新幹線へ投入されたが、 唯一R20編成のみ廃車、解体されるという憂き目に遭う不遇要素も…。 当センターでは、E926形 East-iに続いて、2本目に入線した車両。 入線当初から、R20編成として組成されていた。 LED室内灯、墨入れ加工も実施し、どのレイアウトでも走行出来る安定型。 実車では、車歴が若いうちに廃車となってしまった編成ではあるが、 せめて当センター内では活躍させてあげたい。 備考:白色LED室内灯組込・11号車室内灯をマスキングテープで色調調整、ヘッドライトのシールドビーム塗装、墨入れ加工済
鉄道模型 Nゲージ TOMIX 中古ルイン@ヨーグルトヤード車両センター
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タキ1000形
タキ43000形の後継車両として、 1993年(平成5年)より製造されたガソリン専用のタンク車。 タキ43000形の最高速度は75km/hに留まっており 高速輸送のネックとなっていた為、 最高速度を95km/hに対応させたタキ1000形として誕生。 2022年(令和4年)5月9日の公式発表で、 タキ1000形の製造が1000両を達成した記念として、 ・日本石油輸送株式会社の緑カラー ・日本貨物鉄道株式会社の水色カラー ・日本オイルターミナル株式会社の青カラー 3色をまとった記念ラッピングが運行される事となった。 通常の貨物運用に従事している為、 見かけたらかなりラッキーなタンク車と言えるだろう。 プロトタイプは、日本石油輸送所有の 緑・灰色の塗色となっている。 特に、列車番号等の指定はなく、当センター所属の タキ43000形と共に運用に入っている。 灯火式のテールライトを装備したタキ1000-853が 最後尾に組成されているが、いずれは反射板を取り付けた 他のタンク車も準備したいな、とぼんやり思っているとか、いないとか。 「所属車両」 緑:タキ1000-863、タキ1000-837(ENEOSロゴ)、タキ1000-853(テールライト装備) 備考: ・KATO 11-703 KATOカプラー密連形A(黒) カプラー換装
鉄道模型 Nゲージ TOMIX 定価ルイン@ヨーグルトヤード車両センター
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タキ43000形 日本石油輸送(黒・青・シルバー)
ガソリン専用のタンク車として、 1967年(昭和42年)より製造開始された貨車。 所有会社によって、異なる塗色が施されているのが特徴で、 青色15号→日本オイルターミナル所属 黒色→日本石油輸送所属 にて塗り分けされている。 現在は、95km/h走行に対応させたタキ1000形と一緒に 日々の貨物輸送を支えている。 プロトタイプとして、軸受をコロ軸受に変更して 台車の転がり性能を改良した TR214A形台車を装備した43100番台にて設定。 日本石油輸送に転属後、日本オイルターミナル時代の青い塗装を 纏ったまま、表記のみを変えたタキ43000形も収録。 また、特別企画品としてステンレス鋼を用いた 唯一のタキ43000形「タキ143645」、通称"銀タキ"を収録。 国鉄民営化直前に製造されたタキ43000形で、 腐食性に強いステンレス鋼を使用し、 外装塗装の省略、タンク内洗浄作業の簡略化が図られたが、 魚腹形の複雑なフレームレス構造となり、 当時は加工技術も成熟しきっていなかった為、加工難易度が高くなった。 更に、ステンレス鋼の価格が高く他のタンク車よりも 高価となってしまい、量産はされずに1両のみの製造となった。 他のタキ43000形と違い、コキ1000形より捻出した TR215G形台車を装備しており、模型でも忠実に再現されている。 当センターでは、タキ1000形+タキ43000のタンク輸送として EF200が牽引を担当。 史実では、EF200がタキ143645を牽引した実績もあったようで、 いずれは当時の編成を再現するのもいいかもしれない。 「所属車両」 黒:タキ43256 タキ43174 タキ43410 タキ43257 タキ43377 青:タキ43419 タキ43398 銀:タキ143645 備考: ・KATO 11-703 KATOカプラー密連形A(黒) カプラー換装
鉄道模型 Nゲージ KATO 中古ルイン@ヨーグルトヤード車両センター
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205系600番台 Y5編成
宇都宮線、日光線で運用されていた、 107系0番台、211系の置き換え車両として 2013年3月16日より運用開始。 「ありがとう205系600代 撮影&検査体験in小山車両センター」 小金井車両センターへ移動時の乗車電でもあり、 引退前にもよく遭遇していた車両。 湘南色のメルヘン顔同士での併結車両用として 導入したが、この頃は205系600番台引退の影響で、 価格が一気に高騰し、オークションサイトは勿論、 中古店ですら価格の跳ね上がりが凄まじい事に…。 鉄道コレクション故に、一部塗装が甘い部分もあるが、 本格的に改造を施すキッカケを作ったシリーズでもあり、 当センターの技術向上にも貢献している。 今後、点灯化ユニットを組み込んで前照灯・尾灯を光らせる 工事を計画中。 備考:N動力化、TNカプラー換装、墨入れ加工 先頭車両 電連付TNカプラーに換装、スカート一部切削加工 ・KATO ・11-421 シングルアープパンタグラフPS33C に換装 準備中 ・イズムワークス製ライトユニット ・JR東日本205系メルヘン顔 前照灯・尾灯点灯化工事 ・点灯化キット用スイッチ
鉄道模型 Nゲージ トミーテック 中古ルイン@ヨーグルトヤード車両センター
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205系600番台 Y11編成
宇都宮線、日光線で運用されていた、 107系0番台、211系の置き換え車両として 2013年3月16日より運用開始。 当初は、京葉車両センター所属車の205系、 通称メルヘン顔を改造工事して落成する予定だったが、 諸事情により、2編成のみ元川越車両センター所属の車両、 原型顔で改造される事となった。 晩年では、Y11編成の上り方面 クハ204-611の前面帯が劣化し、 湘南色の帯の一部が白色に剥げていた。 車輪のフラット音も、日を追うごとに大きくなっていたのを よく覚えている。 当初は、原型顔は1編成のみ入線予定だったが、 偶然にも安い価格で確保出来た為、インレタにて Y11編成に改番。 今後、点灯化ユニットを組み込んで前照灯・尾灯を光らせる 工事を計画中。 備考:N動力化、TNカプラー換装、墨入れ加工 先頭車両 電連付TNカプラーに換装、スカート一部切削加工 ・KATO ・11-421 シングルアープパンタグラフPS33C に換装 準備中 ・イズムワークス製ライトユニット ・国鉄205系原形車ライトユニット 前照灯・尾灯点灯化工事 ・点灯化キット用スイッチ
鉄道模型 Nゲージ トミーテック 中古ルイン@ヨーグルトヤード車両センター