Konica ARマウントレンズ

Konica ARマウントレンズ

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 コニカ(ではなく,当時は小西六)の最初の一眼レフカメラは1960年に投入された世界最速1/2000秒の高速シャッターをもつKonica Fです。このカメラはNikon Fよりも高価な高級カメラとして登場します。このときのマウントはコニカマウント,通称,コニカFマウントでした。Konica Fは日本国内ではほとんど売れず,結果としてほとんどが輸出されます。コニカFマウントのカメラは少しづつ廉価版のカメラが投入されますが,あまり販売数は改善しなかったのか,小西六は高級路線から大衆路線へ舵を切りはじめます。そしてマウント口径の大口径化を実現するために,わずか5年でコニカ Fマウントを捨て,1965年にはコニカマウントII,通称,コニカ ARマウントのKonica Autorexが登場します。コニカ の一眼レフカメラのレンズ銘は一貫してHexanonで,初期のARマウントレンズまではHexanon銘のみでしたが,その後,Hexanon AR銘になります。ここにはコニカ一眼レフARマウント用のレンズを集めました。

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