An engraved gorge grande sonnerie carriage clock Henri Jacot, French circa 1880 cc - 004 続き

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全体に、細密な草花や貝の模様が彫刻されている、
キャレッジクロックのケースデザインの中では最高に重厚でゴージャスなケースの意匠です 。
ゴージケース、(実際の荷重も2.5Kgあります)

グランド・ソネリーのcarriage clockです。 
底部のレバーで、full striking, silent, quarters が調整できます。
H・Jacot,Paris のサイン ムーブメントにNo.2493の刻印があります。
French  1880年頃

上部のリピーターを押すと、時刻と15分間隔の時報を音で知らせます。
例えば、表示の時報では、7ッゴングを打って7時を知らせ、
次いでキント~ンとチャイムを1ッ打って15分から29分までの間であることを知らせる。
夜中に目覚めて、「さて、何時かな?」を明かりをつけなくても、
手探りで枕元の時計のリピーターを押すことで知ることが出来た。「もうひと眠りしようかな」を補う機能がリピーターで、
往時重宝され、それなりの対価が要求されました。

コレクターは、リピーター付きを欲しがります。

ポケットウオッチにも、リピーター付きがあります。
盲人用にも音で時刻を知らせる機能があります

H・Jacot,Paris  フランス、パリのアンリ・ジャコ - 時計職人。
彼と彼の甥のアンリ・ジャコは、1822 年~1900 年

著名なcarriage clock メーカーとしてパリで活動。
19 世紀末のパリで、彼らの製品の品質は特に際立っていた。
アンリ ジャコは 1868 年 に亡くなり,
甥のアンリ・ジャコが事業を継承しましたが、
第一次世界大戦後の大不況の波を受け1920年に閉鎖された。

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