マドリッド  サンタアナ広場 フリーマーケットで出会った  透明 硝子 文鎮時計

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1990年 6月~7月  フランスからスペインへ地中海沿いに旅をしました。

マドリッドでは、PALACE HOTEL MADRID  に宿泊しました。  
パレスと言う名にふさわしく立派で荘厳なホテル。  
今は The Westin Palace Madrid Hotel になっている。

PRAD美術館など ゆっくり愉しみ
サンタアナ広場をぶらぶらする。 
フリーマーケットをやっていた。 たまたま・ラッキー 
 
覗き込んでいるうちに、透明 硝子 文鎮時計を見つけた。 
右から2ッ目のもの。 
文鎮時計とは精工舎のカタログにある呼称です。  
四角・ガラスのシンプルな置時計で、カット面が綺麗です。

以前ご紹介しました、江戸切子の技が継承されています。

日本では、精工舎に限らず多くのメーカーが、
大正~昭和初期に製造したプロパーな商品です。
大正浪漫のイメージそのままが伝わってきます。 
 
濃いブルーやグリーンのグラデーションの色味がいいですね。

今日は、真夏のような陽射しなので、窓辺で撮りました。  
手前のガラスの靴は、
男のシンデレラが終電に間に合わず、
慌てて置き去った、ウイングチップです。 
   
大きな金魚鉢に水を一杯に満たし 刻々と変わる光の屈折を愉しんでいます。

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