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ヤンバルテナガコガネ(昆虫シリーズ マキシマムカードコレクション)
沖縄本島北部の原生葉常緑樹林に限って生息し、幼虫、成虫ともにシイやウラジロガシの腐植部を食べて生活している。 幼生期間は2~3年もかかり、植樹の洞の中には、各齢の幼虫や成虫を同時に見ることができる。 本種は発見直後に、沖縄県から天然記念物として指定されたが、森林の開発などによって絶滅することが心配されている。 本属では、今回発行されたこの切手の他に、台湾産の種であるテナガコガネ(C.macleayi formosanus)が、1958年台湾発行の切手の中に描かれている。 #切手 #初日カバー #FDC #マキシマムカード #昆虫シリーズ
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ヤンバルテナガコガネ(昆虫シリーズ 初日カバーコレクション)
ヤンバルテナガコガネ コガネムシ科 学名:Cheirotonus jambar Y.KUROSAWA このみごとな、わが国最大の甲虫の発見は、甲虫界だけでなく昆虫界最大のニュースであった。本種は日本産甲虫を代表する昆虫としてふさわしい品位と貫禄を兼ねそなえている。 本種の属するテナガコガネ族(Cheirotonus)には役10種あり、インドシナ半島を中心とした地域に限って分布している。本種は、台湾などに分布するテナガコガネ(C.jansoni)などに近いものとされ、黒沢良彦博士によって1984年、命名記載された。 体長は62mm、雄の前肢の長さは31mmにも達するが。他種にくらべると、太く短かく、古い形を残しているものと考えられている。前胸背は、くすんだ光沢のある青銅緑色をしている。上ばねは、暗褐色の斑紋があるものがあるが、雄の多くは銅緑色の光沢のある黒一色で、このみごとな色が、本種の特徴である。 #切手 #初日カバー #FDC #昆虫シリーズ
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ミヤマクワガタ(昆虫シリーズ マキシマムカードコレクション)
山地の落葉広葉樹林に生活し、6~9月に出現。主に昼間活動し、樹液に来るが、灯火にも集まる。夜は落葉の下などにひそんでいる。 幼虫は、ブナなどの朽木を食べて生育し、羽化まで4年ぐらいかかるが、成虫では越冬できない。 原産地は函館付近と推定され、北海道、本州、九州、伊豆半島、南千島に産し、固有種とみなされている。 ヨーロッパ産のミヤマクワガタ(L.cervus)は、代表的な甲虫としてイギリスおよび東ヨーロッパ諸国から9回、切手に登場している。 #切手 #初日カバー #FDC #マキシマムカード #昆虫シリーズ
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ミヤマクワガタ(昆虫シリーズ 初日カバーコレクション)
ミヤマクワガタ クワガタムシ科 学名:Lucanus maculifemoratus MOTSCHULSKY ミヤマクワガタ属(Lacanus)は、ヨーロッパ、シベリア、中国、ネパールを中心にインドシナ半島、北アメリカにも分布し、特に中国南部からインド北部に種類が多い。大型の種を含み、約40種が知られており、Stag-Beetleとよばれるように雄の大腮(おおあご)は鹿の角のように良く発達している。 日本のミヤマクワガタは基本型の他に、大腮の内歯の形の違いにより、エゾミヤマクワガタ(f.hopei)および、フジミヤマクワガタ(f.nakanei)の2型がある。北海道の大部分では前者のみ、富士山周辺、伊豆半島、伊豆諸島では後者のみが分布するが、基本型と混成する地域もあるので、亜種として取り扱うことはできない。 大きさは、大腮を含めて34~73mmで、特徴のある大腮や頭部の形に変化が多く、大型の個体と小型の個体では、一見別種のような感じがする。体は褐色で、雄は金灰色の毛でおおわれちるが、雌は無毛である。 #切手 #初日カバー #FDC #昆虫シリーズ
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オニヤンマ(昆虫シリーズ マキシマムカードコレクション)
頭部は、ほとんどが黒色。胸部も黒色で、「八」文字と側面の二条が黄色になっている。腹部も黒色で、末端の二節を除いて各節に鮮やかな黄色の帯がある。雄雌ともに後ばねが付け根のところでまるくなっているが、これは、この属の特徴である。成虫は6~9月に出現。若い個体は山の斜面で群れをつくって飛び、せさをとる。また、林の中の路上などを往復飛行するのが、よく見られる。止まる場合は、小枝などに垂直にぶら下がる。成熟した幼虫は体長40mm内外、頭の幅11mm内外で、大きく、体表に剛毛があって、はねは八字形に開くのが特徴である。低山地、丘陵地の水流や湧水などの水底で、泥をかぶって生活し、えさをとる。2~3年の期間を経て、成虫となる。羽化のときには、10日位前から地上生活をするといわれている。 雌の産卵は、流れの中の適当な場所の上で体を垂直にして滞空し、そのままの姿勢で落下するようにして、砂泥の中へ卵を産む。 本属の切手はブータンの立体切手を除いてまだ発行されていない。 #切手 #初日カバー #FDC #マキシマムカード #昆虫シリーズ ■Twitter https://mobile.twitter.com/nLiqdpKI2RDGIuY/status/1250260764524285954
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オニヤンマ(昆虫シリーズ 初日カバーコレクション)
オニヤンマ オニヤンマ科 学名:Anitogaster sieboldii SELYS 日本最大のヤンマの属するオニヤンマ属(Anotogaster)は、インド北部からベトナム、中国、台湾、日本にかけて7種が分布する。そのなかでで本種が、日本地域を代表する固有種である。 南千島から北海道、本州、伊豆諸島、四国、九州をへて、屋久島まで分布するが、南西諸島に産するものは別系統のものと考えられている。腹長は68~86mm、後ばねの長さは53~65mmにも達し、漆黒の体に鮮やかな黄色の縞模様を持つ。その悠々と飛ぶ姿は、「秋津島」の王者とも言うべきか貫禄がうかがえる。 #切手 #初日カバー #FDC #昆虫シリーズ
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アサギマダラ(昆虫シリーズ マキシマムカードコレクション)
幼虫の食草は、キジュラン、カモメズルなどガガイモ科の植物で、年に数回発生するが、寒冷地では幼虫のまま越冬ができない。幼虫は、前と後ろに一対の鞭状の突起を持ち、色彩と斑紋も派手で、よく目立つ。成虫や樹林周辺に生息し、林間や谷あいの涼しげな路上をゆるやかに飛び、サザミ類やヒヨドリバナなどの各種の花で密を吸う。雄の後ばねには大きな性斑がある。本種の切手は1968年ドバイから発行されているが、同属のマメウウキマダラ(P.pumila)も、1983年のバヌアツの切手に見られる。 #切手 #初日カバー #FDC #マキシマムカード #昆虫シリーズ
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アサギマダラ(昆虫シリーズ 初日カバーコレクション)
アサギマダラ マダラチョウ科 学名:Parantica aita niphonica MOORE マダラチョウ科は熱帯地域にすむ蝶のグループで、本種の属するアサギマダラ属(Parantica)は、広い意味では、オオカバマダラ属(Danaus)の亜属として扱われることもある。インドやフィリピンなどに分布し、約40種を含む。日本はこの分布の東・北限にあたる。 本種は南西諸島を除く、日本本土に土着している唯一の種であり、日本を代表するマダラチョウにふさわしく、大型でたいへん優雅な蝶である。和名のとおり、淡青色を基調とし、後ばねのふちに幅広く赤褐色を配したこの色の組み合わせには、熱帯産のマダラチョウとはまたひと味違った粋な趣きがある。 本亜種は、日光を原産地として記載されており、北海道から南西諸島にかけて広く見られるが、北海道には稀で、東北地方にも少ない。最近、マーキング調査によって、本種が種子島から福島県白河まで、およそ1ヵ月半かかって1100kmもの長距離を移動することが、判明した。 #切手 #初日カバー #FDC #昆虫シリーズ
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The Official Government First Day Cover Collection 英領ヴァージン諸島
カリブ海に浮かぶ島々の名でも有数の景勝を誇る英領ヴァージン諸島は、60余りの大小さまざまの島やさんご礁から成っています。この諸島はコロンブスが西インド諸島をめざして出帆した第2回目の航海の途上で、1493年に発見されました。コロンブスは、その熱帯の美しさに深い感動をおぼえて、この諸島を殉教者の聖アーシュラと11,000人の処女たちになぞえて「ラス・ヴィルジネス(処女たち)」と命名しました。 英領ヴァージン諸島が発行したこの政府公式ファースト・デー・カバーには、この地方原産の蝶が描かれた切手が貼付され、カバーの絵は、虫めがねで拡大した蝶です。発行初日消印も同諸島で押されたものです。 1666年にイギリス領となり、1773年に立憲体制をとったこの諸島は。1960年にはイギリス連邦の一員となりました。 太陽がさんさんと降り注ぐこののどかな熱帯の島々は、イギリスの指導のもとに、その自然の美を保持しつづける一方で。目立たないながらも着実な成長を遂げています。主な経済基盤は農業と観光です。首都ロード・タウンは、諸島最大のトルトラ島に置かれています。 ※1978年の説明です。 #切手 #初日カバー #FDC
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エゾセミ(昆虫シリーズ マキシマムカードコレクション)
体長は40~46mm、はねを含めた全長は59~60mm。体は黒色で、背面には黄緑色(死後は暗黄色となる)と赤褐色の斑紋を持つが、色彩や斑紋の変化が多く、さまざまな型が知られている。 幼生期の状態はよくわかっていないが、ヨーロッパの同属の種トリネコゼミ(T.plebejus)について、ファーブルはその観察にもとづいて、幼生期間を4年、成虫の寿命を1ヵ月と推定している。 フランスでは、1956年に発行した科学者シリーズの切手のなかでファーブルを描いているが、そのなかにこのトリネコゼミを見ることがができる。 #切手 #初日カバー #FDC #マキシマムカード #昆虫シリーズ
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エゾセミ(昆虫シリーズ 初日カバーコレクション)
エゾセミ セミ科 学名:Tibicen japonicus KATO エゾゼミ属(Tibicen)は、北半球の温帯地域に分布し、約60種が知られている。日本では本種の他に、コエゾゼミ(T.bihamatus)、アカエゾゼミ(T.flammatus)、キュウシュウエゾゼミ(T.kyushuensis)、ヤクシマエゾゼミ(T.esakii)の4種が属している、中で本種は大型で、胸背部のW字状の赤褐色の斑点が目立つ種である。 1925年、加藤正世博士が、栃木県の個体によって記載した。分布は北海道、本州、四国、九州にわたっており、国外では朝鮮半島と中国に産する。北海道と、東北地方では平地にすむが、本州中部以西では、標高500~1000mの低山地帯に見られる。 7月中旬から9月中旬にかけて出現、マツ、スギなどの針葉樹林も多く生息する。一本の木に多数が集まるときは、梢や小枝に逆さまにとまって鳴くことも多い。その鳴き声は低く太く、しかも震えを帯びたギイーという音で、休みなく続く。 #切手 #初日カバー #FDC #昆虫シリーズ
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オガサワラタマムシ(昆虫シリーズ マキシマムカードコレクション)
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オガサワラタマムシ(昆虫シリーズ 初日カバーコレクション)
オガサワラタマムシ タマムシ科 学名:Chrysochroa holstii WATERHOUSE 本種の属するルリタマムシ属(Chrysochroa)は東洋熱帯、特にインドシナ半島、インド、マレー半島、スマトラ、ボルネオなどに分布し、大型で美しい種をたくさん含んでいる。日本本土産のヤマトタマムシ(C.fulgidissima)は、その分布の北限の種であり、このような美しい甲虫が多く産し、古くから人々に親しまれていたことは日本の昆虫相の豊かさをものがたるものである。 オガサワラタマムシは、本属の分布の東限の種であり、小笠原諸島から最初に記録された甲虫である。本種は英人ホルスト(Holst)の父島の採集品にもとづいて、1890年ウォーターハウス(Waterhouse)によって記載された。小笠原諸島は、硫黄島とともに太平洋上に孤立した島で、多くの特産種が生息するが、本種は大型で美しい種として最もよく知られている。また、シマアカネ(1977年切手発行)などとともに、特別天然記念物にも指定されている。 体調は22~35mm、美しい緑色をしており、羽の端のみ紅色である。光線の方向によって紫藍色に変わり、ヤマトタマムシと同じ「タマムシ色」を持つ。体の下は緑色で、腹部の後半にかけては唐金色となる。雄は復眼が大きく腹部の端が三角形にえぐられている。父島産は青味が強いが。母島産は金緑色が強い。成虫は6~8月に出現。幼虫は、ムニンエノキの朽ちた部分を食餌として生育し、一世代はヤマトタマムシの例からみて、3年はかかるんものと思われる。 同属のキオビルリタマムシ(C.mniszechii)が、1968年ラオスから発行された切手に登場している。 #切手 #初日カバー #FDC #昆虫シリーズ
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ベッコウチョウトンボ(昆虫シリーズ マキシマムカードコレクション)
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動物 昆虫 チョウ 1986年お気に入り切手ミュージアム
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ベッコウチョウトンボ(昆虫シリーズ 初日カバーコレクション)
ベッコウチョウトンボ トンボ科 学名:Rhyothemis variegata imperatrix SELYS チョウトンボ属(Ehyothemis)は、アフリカからインド、アジア東部、東南アジア、オーストラリアに分布。この属には21種と、さらにそれとほぼ同じ数の亜種が含まれている。日本では、チョウトンボ(R.fuliginosa)と本種が、分布圏を分けている。 体に比べて、はねが大きく、はっきりとした色彩や模様を持っている仲間で、飛び方もひらひらとはねを大きく上下させるため、チョウトンボと呼ばれている。 本種は、はねにべっ甲のような黒褐色と黄橙色の美しい斑紋と金属光沢を持ち、日本で最もあでやかなトンボである。腹長は、24~28mm、後ばねの長さは35~38mmの中型種である。 本邦産亜種(subsp.imperatrix)は、南西諸島の固有亜種で、沖縄(原産地)以南の石垣島、西表島、与那国島などに産する。原亜種ははねの端が明るく、インドから中国南部、台湾まで広く分布する。 成虫は5~10月に出現。若い個体は、樹の梢など少し高い所を群飛する性質があり、また草間に憩う姿も見られる。幼虫は、主として平地の挺水植物の豊富な池沼や湿地、小さな流れ、水田などに生息する。 本種は、別にオキナワチョウトンボと呼ばれることもあり、現在統一されていない。 本種の原亜種の切手は、1977年ベトナムから発行されているが、同属のクロバネチョウトンボ(R.pultonia)も同じトンボシリーズとして同時に発行されている。 #切手 #初日カバー #FDC #昆虫シリーズ
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