THE KIRINTAILORS SHOP(ザ キリンテーラーズ ショップ)とは?

File

江利角 卓也氏と上山善史氏の二人が主催する東京・自由が丘にあるテーラー。伝統的なメンズテーラーリングを軸にモダンかつシンプルなスーツ・ジャケット作りを心がけている。メンズスーツの他にもカジュアルテイストのアイテムや、レディースアイテムにも柔軟に対応可能。顧客の要望に迅速かつ柔軟に対応するために、テーラーが在駐しアトリエ機能も併設している。

●KIRINTAILORS パターンオーダー
スーツ価格9万5000円~、中心価格帯13~15万円。
ジャケット価格6万9000円~。
納期1ヶ月(時期により~2ヶ月)。

●KIRINTAILORS ビスポークオーダー
スーツ価格29万円~。
スリーピーススーツ価格35万9000円~。
ジャケット価格20万1000円~。
納期3ヶ月~。

※詳細についてはお店へお問い合わせください。

RECOMMEND

職人気質、でもフレキシブルな仕立て屋。 ヴォルテラーノ・岡本圭司さんに会いに。_image

職人気質、でもフレキシブルな仕立て屋。 ヴォルテラーノ・岡本圭司さんに会いに。

ファッションライター倉野路凡さんが今気になるモノ、従来愛してやまないモノについて綴る連載第3回。今回は都立大学にお店・Vorterano(ヴォルテラーノ)をかまえて服作りをしている岡本圭司さんを訪ねてきました。偶然にも育った地元が同じだという倉野さんと岡本さんの洋服話は弾みます。

英国の名マーチャント「HARRISONS OF EDINBURGH(ハリソンズ・オブ・エジンバラ)」特集_image

英国の名マーチャント「HARRISONS OF EDINBURGH(ハリソンズ・オブ・エジンバラ)」特集

ミューゼオ・スクエア編集部の高橋です。ジャケットやスーツを仕立てる際、間違いなく一つの楽しみと言えるのが生地選び。今回は英国の名マーチャント「HARRISONS OF EDINBURGH(ハリソンズ・オブ・エジンバラ)」の服地コレクションの中から、春夏向けと秋冬向けにいくつかピックアップして紹介します。

テーラー 森田智が指南。レディスオーダースーツを仕立てる前に知っておきたいこと_image

テーラー 森田智が指南。レディスオーダースーツを仕立てる前に知っておきたいこと

朝からのリモート会議にも慣れてきて、慣れてきたからこそどこか気持ちがシャキッとしない、なんてことありませんか?この淡々とした日常のカンフル剤の一つとして、画面に写る限られた表現の一つとして、そして気兼ねなく誰かに会う未来があることをイメージしながら、「心にも体にもピタッとハマる心地いいスーツ」を考えてみませんか。

当連載では、ビスポークテーラー「SHEETS」森田智さんが、レディスのオーダースーツについて、テーラーの視点ならではの基本からマニアックに仕立てるコツまでを解説していきます。

初回では、クラシッククロージングの魅力やレディスオーダースーツの過去から現代の流れなどをお届けしました。第2回は、実際にオーダースーツを仕立てる前に知っておいてほしいことをご紹介。テーラー森田さんならではの、オーダーのコツや注意点を手順ごとに教えてもらいます。

ポケットチーフの手引き 歴史・選び方・飾り方_image

ポケットチーフの手引き 歴史・選び方・飾り方

アクセサリーは日本語で「装身具」「付属品」と訳されます。あってもなくてもそこまで変わらないものだからこそ、時には権威の象徴として、時には大切な記念を刻む媒介として、言葉を超えてメッセージを伝えるもう一つの自分として用いられてきたのではないでしょうか。

ポケットチーフはスーツやジャケットという主役を引き立たせます。それと同時に、指輪やペンダントなどのアクセサリーと同様にメッセージを含みます。

指輪やペンダントは単体でメッセージを含むことが多いのに対し、ポケットチーフはジャケットやスーツ、ネクタイとの組み合わせによってメッセージを含みます。「組み合わせ」と聞くと少し身構えてしまいそうになりますが、言い換えれば歴史や選び方の基本的なところをおさえておけばメッセージに合わせて着る人自身で応用ができるということです。

この記事では、ポケットチーフの手引きとして歴史や使い方などを紹介します。教えてくださるのは服飾ジャーナリストの飯野高広さんです。