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国産腕時計セイコー クラウン・クロノス・マーベル

トンボ出版 2014年

激動の昭和期、時代を席捲したセイコー腕時計の姿を収録。

1996~98年に刊行、絶版になっていた3冊を復刻・合本して追記した増補版。世界初のクォーツ腕時計アストロンをはじめとする35系、薄型手巻きのCal.68系ほか、注目度の高いモデルを紹介し、当時の価格表の抜粋などを掲載。

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銀座に生まれた時計の殿堂、セイコードリームスクエア。老舗ブランドの歴史と技術を知る。_image

銀座に生まれた時計の殿堂、セイコードリームスクエア。老舗ブランドの歴史と技術を知る。

今日も変わらず銀座四丁目の交差点を見下ろす、銀座のシンボル。

時計塔が象徴的な和光は1881年「服部時計店」の開業から始まった、老舗時計メーカー「セイコーウオッチ」発祥の地で今日も営業を行なっている。

そんな所縁の地に、セイコーブランドを体感出来る新施設が2018年12月に誕生した。

施設の名前は「セイコードリームスクエア 」。

当施設には定期的に時計師も来館し、その作業を生で見ることもできるという。

ユニークな施設の見所を館長である神野さんに伺った。

作り手の偏愛と熱量が溢れ出る腕時計。世にも奇妙な「GEEK WATCH」のお話_image

作り手の偏愛と熱量が溢れ出る腕時計。世にも奇妙な「GEEK WATCH」のお話

「その時はやってきた」。

これは、初代「Apple Watch」発売時のキャッチコピーだ。今や、老若男女がスマートフォンを握りしめ、何千何万の機能を持ち運ぶ時代が到来した。だが、そのはるか以前から腕に機能を集約するということは研究者たちの憧れであり夢だった。

もっとも象徴的なプロダクトは腕時計だろう。時を計るための機能に加え、どんな機能を搭載するかという競争にメーカーは技術の粋を尽くしてきた。

そんな作る側の熱量と偏愛とも呼ぶべきセンスが反映された腕時計を「ギーク・ウォッチ」と命名した男がいる。コレクターのドナルド・ムネアキ氏だ。

氏は南青山にあるワタリウム美術館の地下、「on Sundays」というミュージアムショップの一角に自作のアトリエを構え、そこにずらりと腕時計を並べて販売している。その数はなんと400本以上。

生産国やメーカーの垣根がなく、膨大な量のアーカイブ群から銘品を発掘するのは、並大抵の知識と労力ではできないはずだ。今回、「ギーク・ウォッチ」の背景や魅力について、ドナルド博士(敬意を込めて)に教鞭を振るっていただいた。

オメガ、IWC、チュードル、タグ・ホイヤー、エベル…僕の腕時計クロニクル_image

オメガ、IWC、チュードル、タグ・ホイヤー、エベル…僕の腕時計クロニクル

オメガ、IWC、チュードル、タグ・ホイヤー、エベル……。腕時計専門誌でも執筆を担当している倉野さんがこれまで身につけてきた時計の数々。自分好みの一本と出合うまで、トライ&エラーも含めた倉野さんの時計クロニクルについて綴ってくれました。