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June Christy / Stan Kenton:Duet
1955年のアルバム、『デュエット』日本盤 ECJ-50081。 『サムシング・クール』にノックアウトされて、次に買ったアルバムでした。 当時はディスコグラフィの様なものを目にする機会がありませんでしたので、レコード屋さんの店頭で吟味したものです♪で、タイトルとジャケットのお写真がなかなかに素敵でした故にこれにしました(笑) その豪華なオーケストレーションから転じて、このピアノ伴奏だけによるシンプルな歌唱の良さは… 理解するのにだいぶ時間は要しましたが、歌詞カード眺めながら多感だった所以でしょうね?いろんな自分のシチュエーションとも重ね…じわじわと沁みてくる、そんな一枚と相成りました。 冒頭の「ev'ry time we say goodbye」から・・・ラストのフェバリット「How Long Has This Been Going On 」まで その冒頭の歌詞の意味、そして「こんな表現があるのかぁ」と感嘆しながら情景と心情を重ねたり、其の儘ラストの2曲まで流れるように洗練された、そして切ない恋愛模様がひとりの女性のストーリーの様に全編を通して'表裏'描かれる最高のレコードだと思いました。 ジャケットも美しいです。 #JuneChristy #StanKenton #Duet
アナログレコード 東芝音楽工業株式会社nine_o_nine
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June Christy:来日公演告知フライヤー 1962(昭和37)年
Juneさん'62年ご来日時の大変珍しく貴重なフライヤー(東宝/日劇/東芝)です。 BEATLESもそうでしたがJuneさんのスケジュールも1日複数(2回)回公演で、最終日はなんと3回!計7ステージが執り行われた模様です。3日連続だったのですね? 東芝の来日記念盤も通常タイトルですが用意されていて、赤盤の『Something Cool』目を閉じたモノラル・ジャケットなのにSTEREOとあるのはちょっと興味を唆られます。この盤は時折見かけますが、帯付きのと出会えれば欲しいな…と思います。 実はご来日は初ではなく、初回がこの9年前の'53年に朝鮮戦争の慰問(時代ですね…)で現地入りの前に日本に立ち寄られ、日本人グループの演奏に飛び入りで歌われた事も触れられています。プログラムの方には娘さんに戦後日本の復興を目の当たりにされた印象を啓蒙的に語りかけておられる記述も印象深かったです。そちらもまた改めまして・・・ #JuneChristy #来日公演 #ジューンクリスティ
フライヤー 東芝音楽工業株式会社 1962年nine_o_nine
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Paul & Linda McCartney:「Ram」 Analog(ESP-80232)'75 and CD(TOCP-7852)'93
『ラム』 中学か高校生当時購入しましたLPと、後年最初のリマスター時('93)の共に日本盤です。 「60年代ロックの腐敗」とまで揶揄・言わしめた壮絶アルバム、確かレコード屋さんで頂きました販促誌かなにかで欧米の音楽誌でそんな評価がされた事、弁護するように#1ヒット「アンクル・アルバート/ハルセイ提督」、ポールらしいドラマチックな「バックシート」等が収められていると書かれていたのが「ポールでもそんな評価でけなされるのか?」と衝撃的に印象に残っています。 購入したのが受験の頃の冬だった事と重なって、寒いイメージがいまだに付き纏います(笑) (…と言う事は中三でしたね?) それでも、最高に刺さった「Ram On」、一足お先に『WINGS GREATEST』で聴いていたその#1ソングも好きだったし同じく歌詞がジョンにあてられたと読んだ「Dear Boy」も、同様に好きでした。「Long Haird Lady」[Back Seat…」もまぁまぁ。そのほかのは正直あんまり…だった当時の中坊嗜好でした。 例外は年月を経るに従って冒頭の「Too Many People」がだんだん好きになっていって、よく自選カセットのオープニングにしましたのもいい思い出です(そこから『McCartney』収録曲に戻ると言う)♪ リンダのコーラスも凄く印象的。やはり全編・全曲を通してこの流れ・この声こそがこのアルバムの真髄であると時間をかけて気付くのでした。 #PaulMcCartney #Ram https://www.youtube.com/watch?v=XI6C7L66zq8
アナログレコード 東芝音楽工業株式会社nine_o_nine
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The Beatles:「Yellow Submarine」日本盤 東芝EMI EAS-70138
「イエロー・サブマリン」・・・個人的には全オリジナル・アルバム中、「リボルバー」の次にご縁のなかった一枚。 オリジナル盤を購入したのはこの再発mono赤盤リリースが最初で、それ以前はじめて「イエロー…」触れたのが2枚目の「Cinelogue':from the original soundtrack」と言うタイトルの音質劣悪な海賊盤で、鑑賞どころではなく出だしの"Once upon a time..."のナレーションだけがやけに耳にこびり付いて離れなかったと言う(そう言えば一緒に手に入れた「Some Like It Hot」ってLet It Be映画のも酷かった!)。。。 その後も余り画質のよくない映画ソフトも含め、印象は宜しくありませんでしたが根底から覆したのが、リマスターされた5.1サラウンド版の映像でした!(特にブルーレイ) 360°包まれるかの白眉の音場、臨場感はビートルズの新たな楽しみ方を提示された感のある感激でした。 …その後、箱ものに付属する5.1chミックスは毎回楽しみとなっております。ただ「SGT.ペパー…」だけ(ノーマルの「ハリウッド・ボウル」REMIXも)は巷の大絶賛の嵐の中ひとり着いて行けず生理的にあきませんでしたT-T それはさておき、今も時折りこの「イエローサブマリン」映画のブルーレイでこの音場に包まれながら…は楽しみになっております♪ そう言えば今度の朝ドラの米津玄師さんの主題歌映像、思い切り映画中の「ルーシー…」etc etc連想させますね^^ #beatles #yellowSubmarine #ビートルズ #イエローサブマリン
アナログレコード 東芝音楽工業株式会社 1969年nine_o_nine
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The George Martin Orchestra:Ringo's Theme (This Boy) / And I Love Her OR-1142
ジョージ・マーティン楽団名義の ユナイト映画「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」サウンドトラック盤… 「こいつ」(This Boy) と「アンドアイラヴハー」の7"シングル盤です。 東芝音楽工業株式会社 ODEON OR-1142 ひとつ前のUA盤『AHDN』でも触れましたが、結構このインストが好きでしたので後年、大学時代に中古で購入したものです。お値段は覚えておりませんが「ボロボロの癖になんでこんなに高いんや?」と思った記憶がございます。 それでもA/B面共に好きな曲でしたのでチリチリ・パチパチの盤でしたがよく聴きました。 映画を観る前、中学の頃買ったUA盤にRingo's Themeとありましたので、なにかリンゴに纏わるシーンのBGMなんだろうなぁ?と思っておりましたが、独り徘徊するシーンでとても効果的に使われていてますます好きになりました^^♪ #Beatles #GeorgeMartin #ビートルズ #ジョージマーティン
アナログレコード 東芝音楽工業株式会社 1964年nine_o_nine
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The Beatles:「Rubber Soul」日本盤 Odeon OP 7450
国内盤の『Rubber Soul』OP-7450(ジャケット表/裏は-なし)です。 Ever Clean records ¥1,800 YEX-178 〄 B3 YEX-179 〄 1966 赤いレコードの国内盤。叔父(武道館公演を体験している強者!)からの頂きもの。 最初に知らずに入手した米盤を聴き続けた結果、この正しい曲並びに違和感があるという・・・それに「I'm Looking Through You」の出だしのギターが一回しかない!?と吃驚しました。 (想像するに多分、当時からのアメリカのファンも後年同様に感じた事だろうと…その擬似体験的な?) 話は飛びますが、この'09年のリマスターCDが出ました後、初版のCD(オリジナル作品〜赤/青〜BBC)は全て手放してしまいました。特にこの『Rubber Soul』は初CD化の際、『Help!』と共にG・マーティン謹製のリミックスだった事からも残しておいても?・・・とも考えましたが、断捨離も兼ね思い切りました。 レコードもかなり処分してしまいましたが、残っているものはこれからいろいろ暗号(?)解読楽しみながら愛で聴き続けていきたいなと思います。 #Beatles #ビートルズ #RubberSoul #ラバーソウル
アナログレコード 東芝音楽工業株式会社 1966年nine_o_nine