セイコーマチック:初期防水側製品 20石 ステンレスケース Seikomatic J13044

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1950年代の腕時計のほとんどは非防水ケースであった。
セイコーマチックの防水ケースは1961年4月頃から発売された。

初期の自動巻防水製品はイメージキャラクターとして「イルカ」が採用されている。
裏蓋中央と金属ブレスのバックル部分にイルカマークあり。
(手巻防水製品のイメージキャラクターは「タツノオトシゴ」。その他フライングフィッシュ、シーライオンなどの海洋生物も存在。)

特に防水を強調した製品に「ブルーヨット」、「シルバーウェーブ」が有り、「シルバーウェーブ」のペットネームはその後も防水腕時計の代表としてスポーツマチックや、ロードマチック、そしてクォーツの時代になっても名称と波濤マークは引き継がれた。

1963年以降(セイコーマチックでは「セルフデーター規制付」以降)は、防水ケースが標準仕様になり、ほとんどの腕時計が防水ケースとなっている。

1961年当時の価格:
ブルーヨット:17石 SS 防水側 8,600円
20石 SS 防水側 9,600円
シルバーウェーブ:20石 SS 防水側 11,000円

1965年当時の価格:
20石 SS 防水側 11,000円
30石 SS 防水側 12,500円、EGP 防水側 14,000円

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