スーパーミニプラ 超獣合身ライブボクサー

0

合体!ボクサーディメンション!

完成!ライブボクサー!

ライブボクサーはスーパー戦隊シリーズ12作目作品である「超獣戦隊ライブマン」の第29話から登場する巨大ロボでライブロボに続く所謂2号ロボにあたる。

バイソンライナーとサイファイヤーが「合体ボクサーディメンション」のコードで合体する巨大ロボ。
星博士の依頼でドロテ博士ら国連のチームによって制作された。ボクサーのようにパンチを得意とすることから命名された。

ブラックバイソンのボクシング技術を生かしたパンチ攻撃を行う。
通常技はライブパンチの別名を持つ連続パンチのピストンパンチ。
必殺技は全エネルギーで赤熱化させた両拳にエネルギーを込めて突進し殴り飛ばすミラクルビッグブロー。

初合体時はバイソンライナーのA1回路が破損していたことから、コロンがA1回路の代わりを務め、ギガボルトに苦戦しながらもライブロボの救出に成功した。
第31話以降は5人全員で乗り込み、レッドファルコンがメインパイロットを担当するようになるがブラックバイソンとグリーンサイの2人で操縦することもある。

玩具やミニプラではファイヤーミサイルを持たせることもできる(8枚目)が本編では飛び道具は使用しなかった。

メイン操縦者はレッドファルコン、時には追加戦士に当たるブラックバイソンこと矢野 鉄也とグリーンサイこと相川 純一で操縦する。

バイソンライナー(1・2枚目)

ブラックバイソン専用の黒い巨大マシンで猛牛を模した大型トレーラー。鉄也兄である矢野卓二の遺した設計案を元に造られた。
第28話でライブロボが破れたピンチに初登場。
正式にライブマンに合流した31話からの5人で運用する際はレッドファルコンとイエローライオンが後部に同乗するようになる。
武器は頭部左右の角から放たれるバイソンビームと体当たり。
ライブボクサーの上半身と左足首になる。

サイファイヤー(3・4枚目)

グリーンサイ専用の緑の巨大マシンでサイを模した大型トレーラー。純一の姉である相川麻理の遺した設計案を元に造られた。第29話から登場し、正式にライブマンに合流した31話からの5人で運用する際は、ブルードルフィンも同乗するようになる。
武器はコンテナ上部に装備されたファイヤーミサイルと体当たり。地中走行も可能。
ライブボクサーの脚と右足首になる。

本作、ライブマンはシリーズ10周年として制作された作品で数多くの新要素を導入されており、以降のスーパー戦隊の流れの元流が作られた作品だと考える。

その1つが3人から5人への変化であり、赤青黄の3人から緑と黒が追加戦士というのが初の試みだった。(それ以降のシリーズではほぼ必ずと言って追加戦士が登場するようになった)

2つ目に、その追加戦士が連れてくる追加機体とそれに呼応する巨大ロボ、言わば2号ロボの存在である。
今まで、追加武装や新必殺技、メンバーチェンジや新シナリオなど物語後半の言わばテコ入れを多く行ってはいたが、これほど明確なテコ入れは過去になく、当時としては斬新だった。(ただその開発は1号ロボと2号ロボの合体は玩具の技術的に難しかったが、それを何とか乗り切り漕ぎ着けたという)

ただこのテコ入れは大成功で当時の子供たちからは作品の熱い展開と2機のロボが合体するという2つの玩具でさらなる遊び方ができることから当時でも大人気になり。

今でも語り継がれる伝説級の作品になっている。

スペック(設定上)

バイソンライナー 42m 235.3t 800km/h
サイファイヤー 38.3m 220.7t 750km/h
ライブボクサー 46.7m 456t 1300万馬力

キットとしてはサイファイヤーとバイソンライナー単体としての出来が凄く良い。
ただ当時も思っていたが、序盤で活躍したジェットファルコン、ランドライオン、アクアドルフィンの3機の素晴らしいモチーフの再現度(特にランドライオン)に比べるとバイソン(猛牛)とサイのモチーフのわりにトレーラーと消防車が実際のモチーフなのはちょっと残念な気もするが色々考慮すると致し方ないのかもしれない(だがその不満はのちのガオレンジャーでパワーアニマルという形で解消される、正直あれはただただ凄いしかない)

ライブボクサーだが、大きな四角形の胴体とそれに似合わぬ可愛らしい腕、どっしりとした脚がくっついたような武骨なデザインだ。
3機がバランスよく組み合わさり、洗練されたデザインのライブロボとは対照的だがそれがいいという声も多い。

ライブボクサーはサイファイヤーとバイソンライナーが合体して出来上がるのだが、その合体には色々な工夫が見受けられ、くみ上げながら感心していた。
特に感心したのはバイソンライナーで作る胴体だ、車体を折り合わせてそれを合わせて出来上がるというもので単純な機構ながら製作者のアイディアに感心した。

そして、次はいよいよスーパー合体になる。

Default