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Strunstick D-33 Grand Strumstick
厳密にはMartin製ではないのですが。。。 Martin Backpackerを手に入れて結構お気に入りで弾いていた頃、某楽器店から 「こんなんあるねんで?」と紹介されたのがこのStrumstick。Bob McNallyさんとおっしゃる方が製作されてます。 この方はどうやら1980年にMartin Backpackerを作った人の様で、その意匠を継いでいるわけですね。 Official Homepageにその辺の事が書かれています。 https://strumstick.com/ 基本的にはダルシマーの造りなので、演奏が簡単。 「楽器が弾けない人でも楽しめる楽器」という感じで売り出してました。 Backpacker同様、このボディで「これでもかっ!」という音量、音質です。弾ける曲には限りがありますが(Keyの変更に対応しきれない部分がある、僕が慣れてないだけかもですが)、ポロポロと遊ぶには良いですね。 レコーディングでちょっとしたアクセントが必要な時に、隠し味的に使用したりしています。
アコースティック Strumstick 滋賀県内某店Kei Maeda
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Mid 1990's Martin Backpacker
1993年に入手。当時いろんな広告などで評判であったこのBackpacker、兄弟が務める楽器店に入荷、と聞いて手に入れました。 そんなに頻繁に使う楽器ではないけれど、アウトドアでのイベントなどで重宝しています。 Martin Guitarは憧れはあるものの、実際にはなかなか手が出ない、という方も多いかと思うのですが、この子は「さすがMartin!」って唸らせる音量と音質を兼ね備えています。デビューしてもう30年ですが、基本的に昔から何も変わらないという点を考えても、完成度の高さがわかりますよね。 弾き込んでいるので結構汚れてたりしますが、大事にしていきたい一本です。 S/N 51844
アコースティック Martin 滋賀県内某店Kei Maeda
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1980? YAMAHA L12-6
2019年の5月。福井県小浜市であったイベントに出演した際、会場のガレージセールでこの子を見かけました。 素性の良さはL10Eを所有していたので理解できたのですが、その時は持ち合わせもなく、こりゃ買えないなぁと思っていたところ、相方さんが「買えばいいのに!」とお金出してくれて買ってしまった一本です(ちゃんとお金は返しましたよ)。 現状販売だったので仕方なかったのですが、トラスロッドが効かないという致命症を抱えた子。 さすがにネックフルレストアするのには費用がかかりすぎるので、大事に使っております。 自分でサドル削って限界まで弦高を下げています。これ以上はナットから作り直すことになるので、ちょっと面倒かも。 アコースティックの12弦ギターはもう、ただ鳴らすだけでその存在感がドカンと出ますね。音量感も凄いです。この辺はYAMAHA製品ならでは、なのかもしれません。 通常のライブなどでは出番がほぼないのですが、ここ一発のい大きなイベントや大事なライブで、そしてレコーディングでは今後活躍していきそうですね。本当に、この響きは唯一無二、なのです。 現在はコンタクトマイクを取り付け、エレアコ化しております。中華製のPUですが、案外と音も操作性も悪くないのです。安かったので、良い買い物でしたよ。 S/N 60122
アコースティック Yamaha 18000円Kei Maeda
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1980 YAMAHA L-10E
アコースティックユニットを本格的に稼働させたのはここ10年ほどのこと。 そのユニットで、ストリートライブにも参画する、という話になったのです。 ところが、現場ではアンプなどの使用は不可能、とのこと。 (持ち込みの小型電池式アンプもダメ)。 つまりは、生音がちゃんと鳴るギターが必要、ということになったのです。 それまで基本的にOvation Thunderboltでやっていたので、SupershallowなTB-01には生音はちょっと荷が重い。。。 そんなことを考えて、「生鳴りがちゃんとしたエレアコ」を探し始めたのです。 でも、エレアコは高額。。。。 生ギターで良い状態のものを探して、それにPUをつけて、と最初は思っていたのでした。 そんなある日、たまたまリサイクルショップにてこの子を発見。 正直、それまでYAMAHAには良い印象がありませんでした。 ガシガシした感じで鳴るのだけれど、ちょっと繊細さが足りない感じでもあり。 ストロークには向いているのですが、やわらかなアルペジオやソロノートにはどうだろう?という思いがあったのです。 で、見つけた当日には買わず、友達に「こんなギターがあってん」と連絡を入れたら、 「それは、買ったほうがええよ!」 と背中を押してくれました。 確かに他で弾いたYAMAHAの音とは異なる感じがします。それはきっと上質の材をふんだんに使ったこの当時のYAMAHA入魂の一本であるからだと思います。そして細かなロゼッタにも好感が持てます。あぁ、エエギター弾いてるなぁ。。。と、うっとりさえしてしまいますね(笑)。 手に入れたからにはでも、遠慮はせずにガンガンストロークしたり、アルペジオも勿論。ソロ弾きもがっつりこなせます。(ハイポジションは限界ありますけどw) ここしばらくのメインギターなのですが、2021年春にちょっとした手術を受けるために入院中。早く帰ってこないかなぁ。。。 ↑無事に退院、元気になって帰ってきております(^-^)v S/N 11118
アコースティック Yamaha 大津市内某リサイクルショップKei Maeda
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1957? YAMAHA No.300
大阪で時々訪れては出物を見つけてしまう某お店。 この日もたまたま伺ったら、この子に出会いました。 クラシックギターなのにボディのサイドバックが綺麗なトラ杢! トラ杢フェチにはたまりません。 ついつい購入。 購入後、実践機とするために2nd Factorさんのコンタクトマイクを仕込みました。 生音は非常にバランス良いのですが、マイクの取り付け位置の関係か、PAからLINEで出すと結構パッキリした感じの音になります。この辺はレイアウトをもう少し考えたいところです。 <現在は足元のプリアンプで調整しております 製造年が全くわからなかったのですが、このMUUSEOに参加したおかげででシリアルの位置がわかりました。 以下のHomepageのデータからすると、やはり1957年以前の製品となりそうですね。となると、本当にYAMAHA黎明期の製品、となります。えらいVintage Guitarだったんだ。。。 cf. シリアル5~7桁の物は通しNo.である、と開発者へ雑誌掲載のインタビューで明らかになった、と、「ゆずギター」様のヤマハシリアルについて、のページで確認しております。 (僕はその雑誌を残念ながら読めていないのですが。。。) この件とダイナミックギターミュージアム様のデータベースから、1957年以前の製品である、と判断しました。 「ゆずギター / ヤマハ シリアル解読」 https://yuzuguitar.com/yamaha/yamahaserial 「YAMAHA Dynamic GUITAR Web Museum」 ヤマハ ダイナミックギター ウェブ ミュージアム https://mmasm.web.fc2.com/dg.html S/N 3153
アコースティック Yamaha 大阪某店Kei Maeda
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1978 Cat's Eye CE-300
名実ともに、始めての「My Guitar」。 地元百貨店の楽器店に行った中学一年生は、アリスに憧れてギターを持つようになりました。 「Morris持てば、スーパースターも夢じゃない」という当時のMorrisさんのキャッチコピーにすっかりヤラれてまして。 楽器店にも、Morrisを買いに行くつもりで行ったのです。 そしたら店員が「Morrisも良いけど、今、Tokaiが熱いんだよ?」と、これを勧めてくれました。 「トーカイ?聞いたことないなぁ。。。イマイチの名前の響きだし。。。」なんて思って最初はちょっと抵抗してたのですが、なんだかセールストークに押しやられたのか、それとも当時東海楽器がMartinと提携してたことに心が揺らいだのか(苦笑)、結局この子を迎えることになったのでした。 もう、毎日弾いてました。自宅で、学校で、キャンプ場で、身の回りのあちこちに、このことの思い出の場所がいっぱいあるのです。 そしてご多分にもれず、だんだんとエレキギター、ロックに進んだ僕はこの子からは離れていくのですが、どうしても手放す気にはなれませんでした。 寄る年波に勝てず、ちょっと下っ腹が出っ張ってたりもしますが(泣)、今でも当時の感じで鳴ってくれます。 ステージに出ることは無くなりましたが、また時折弾いてあげるようになりました。 よくよく見ると完全なMartinコピーではないのですが、Tokai CEの個性はしっかりと保っているように感じます。 S/N 3011265
アコースティック TOKAI 30000円Kei Maeda