バブルボケ! Trioplan 75mm F2.9 M42

0

トリオプラン(Trioplan)は、1913年から1966年まで生産された、Hugo Meyer社の主力ブランドレンズです。最近は、Trioplan 100mm F2.8が有名になり、復刻版が出来るほどの人気です。
初期の製品は大判中判撮影用のレンズモデルが中心でしたが、1936年からはEXAKTA・LEICA用に3種のモデル(10cm F2.8/10.5cm F2.8/12cm F4.5)が登場し、1940年からはEXAKTA用に5cm F2.8の標準レンズも追加発売されています。
特に、戦前のTrioplanはバリエーションが豊富で、特に7.5cm F2.9(このレンズ)や、80mm F2.8などの希少モデルが存在していています。

オリジナルは、最短撮影距離が1.5mと長めですが、M42ヘリコイドアダプターを使用すると、約15cm位まで近接撮影が出来ます。前玉の焦点位置を変えると、バブルボケの大きさが変わります。
100mm F2.8では出来ない、ダブルヘリコイドの75mm F2.9ならではの撮影方法です。

Default