Carl Zeiss Pancolar 50mm f1.8 M42 ゼブラ

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Carl Zeiss製標準レンズの名作は?と聞かれたら、恐らく「Planar 50mm F1.4」を挙げられるのではかと思います。非常に柔らかいボケ味の中にも芯の通ったシャープさを魅せてくれるPlanarの描写はCarl Zeissの神髄とも呼べるレンズです。では、東側のZeissの標準レンズは、このPancolar 50mm F1.8では無いかと思います。ボケだけが魅力では無いと感じさせてくれる「力強いコントラスト」「クッキリシャープ」な描写は、「東側Zeiss製名作標準レンズ」と言えるレンズでは無いかと思います。
資本主義と社会主義経済による認知度の違いにより、Planarに比べると光の当たらない立場に置かれていたレンズですが、その評価はもっと知られていても良いのでは無いでしょうか ………

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