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epiphone wilshire reissue
これは恐らく唯一のギブソンカスタムショップが作ったヒスコレ版 epiphoneで、とても弾きやすく、音も良いギターだ。そして、この白はその良さと比例するほどに人気がない。 ギター関係の雑誌は20年以上読んでいるが、未だかって「お願いです誰か買ってください」なんて文言で紹介されたギターはこれ以外に思い出せない。 発売から2年以上経って、まだ売れ残っていた個体をこれを書いている現在の中古価格よりさらに安い値段で新品購入。この時も二本有ったので弾き比べて気に入った音の方を買う事が出来た。 発売当時は、このギターを作るためにコンピューターでオリジナルを計測している様子が紹介されていた。その甲斐あってか、ジュニアの時と同様にオリジナルに肉薄する出来栄えである。 音については近年のP-90のせいか、持っているギターの中でもかなり出力が大きい方である。二つのピックアップの距離が近いため、ハーフトーンが少しストラトっぽい。人気はないものの純白のボディは美しく、経年で黄色くなってくるのが惜しい。
エレクトリックギター epiphone イシバシ楽器 2011年dwight
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epiphone wilshire 1970's
70年代の国産時代のwilshire。60年代中期のcasinoのヘッドとwilshireのボディを繋げたような輪郭だが、オールメイプルに2ハムバッカーと、音は完全な別物。スペック的には裏L-6Sといった位置付けか。 一見セットネックだが、ピックアップを外すとボディ表面からネジ止めされている。 ギラギラしたエネルギッシュな音がするが、トグルスイッチが弱くすぐフロントの音が出なくなる。 半透明のピックガードの裏側から∈マークやポッドの目印が書いてある。
エレクトリックギター epiphone イシバシ楽器 1970年代dwight
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epiphone coronet 1990's
恐らく少し前のUSA coronetに影響されたと思われるデザイン。しかしUSAと異なり、独自のバッドウイングヘッドを持ちます。ボルトオンジョイントといい、メイプルネックといい、どこがcoronet?という感じだが律儀に「coronet」という名札を付けています。 一方、ピックアップのせいか音の方はかなり個性的で、このギターでしか得られない存在感のあるクリーントーンが出ます。 たまに二束三文で投げ売られているのを見かけますが、音楽的な意味ではかなりの掘り出し物です。 「ビンテージ」でも「ジャパニーズビンテージ」でも無いので、この先値段が上がることはないと思いますが手放せないギターです。
エレクトリックギター epiphone イシバシ楽器 韓国dwight