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タイタンのゲーム・プレーヤー / フィリップ・K・ディック著 大森 望訳
1963年刊行 原題:The Game-Players of Titan タイタン人に支配された地球。特権階級にある地球人がゲームで土地の所有権を決めていた...。 「高い城の男」の次に書かれた作品とは思えないクオリティの低さが気になります。
創元SF文庫 SF フィリップ・K・ディック 大森 望ace
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ザップ・ガン / フィリップ・K・ディック著 大森 望訳
1967年刊行 原題:The Zap Gun 見せかけの冷戦を続けている世界。実際には使えない兵器ばかり開発していた主人公が、異星人の襲来によって本物の兵器を設計することになるが...。
創元SF文庫 SF フィリップ・K・ディック 大森 望ace
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フロリクス8から来た友人 / フィリップ・K・ディック著 大森 望訳
1970年刊行 原題:Our Friends from Frorix8 高い知能の「新人」と、ミュータントの「異人」によって支配される世界。その圧政に苦しむ「旧人」は宇宙に向けて助けを求めた...。
創元SF文庫 SF フィリップ・K・ディック 大森 望ace
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いたずらの問題 / フィリップ・K・ディック著 大森 望訳
1956年刊行 原題:The Man Who Japed 初期の長編。反道徳的な行動をとったものは激しく糾弾される世界。このディストピアで無意識に"いたずら"をしてしまう主人公の物語。
SF 創元SF文庫 フィリップ・K・ディック 大森 望ace
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パーキー・パットの日々 / フィリップ・K・ディック著 浅倉 久志 他訳
ディック傑作集① 原題:The Best of Phillip K. Dick 1977年に、イギリスのSF作家ジョン・ブラナーが編集して刊行された短編集の第1巻(ハヤカワからは1991年初版)。以前は1983年にサンリオSF文庫から「ベスト・オブ・フィリップ・K・ディック」として出版されていました(現在は絶版)。 ・Beyond Lies The Wub「ウーブ身重く横たわる」1952年 大森望訳 ・Roog「ルーグ」1953年 大森望訳 ・Second Variety「変種第二号」1953年 友枝康子訳 ・Paycheck「報酬」1953年 浅倉久志訳 ・Imposter「にせもの」1953年 大森望訳 ・Colony「植民地」1953年 大瀧啓裕訳 ・Expendable「消耗員」1953年 浅倉久志訳 ・The Days Of Perky Pat「パーキー・パットの日々」1963年 浅倉久志訳 ・Breakfast At Twilight「たそがれの朝食」1954年 浅倉久志訳 ・Foster, You're Dead「フォスター、おまえ、死んでるところだぞ」1955年 友枝康子訳 表題作の「パーキー・パットの日々」は、長編「パーマー・エルドリッチの三つの聖痕」のベース作品です。火星での過酷な生活を紛らわすためにドラッグを使用しパーキー・パット人形で遊ぶ姿は、SNSやVRに没頭している現代人にダブって見えます。 「ウーブ身重く横たわる」は「イナゴ身重く横たわる」に関係あるように思えますが別物です。
ハヤカワ文庫 SF SF フィリップ・K・ディック 友枝 康子ace
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犬は勘定には入れません ー あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎 / コニー・ウィリス著 大森 望訳
1998年の作品 原題 : To Say Nothing of The Dog or How We Found The Bishop's Bird Stump at Last ハヤカワからは2009年刊行です。タイムトラベルものなのでSFにカテゴライズされてますが、ミステリー要素濃いめです。19世紀のイギリスへ冒険に行くストーリーで、19世紀に書かれた小説へのオマージュがあります。
ハヤカワSF文庫 SF タイムトラベル ミステリーace