KATOベース 国鉄サヤ21系

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1960年代、国鉄では151系直流特急電車を九州の交流区間で運行するため、車両を改造の上、電源車サヤ420系を挟んで運行していた。
この編成の活躍期間は1年とわずかだったが、予備車も用意されていた。
それが当時最新鋭の客車だった20系を改造したサヤ21系である。
当車両は元々電源車として製造されたカニ22形だったが、最大の特徴は特急電車車両との併結を考慮して改造されたことであろう。
車両の外観は関門トンネルでの海水腐食防止としてEF30系やEF81系(関門仕様)などに合わせたステンレス車両となった。
しかし、この車両は一度も使用されることがなく電車区に放置されたままであった。
直交流特急電車の481系が登場すると、サヤ420系は廃車となるが、同時期に当車両もひっそりと消えていた。
いつ頃に形式消滅したかは正確には不明。

〈旅客書房館 こんな車両もいたの!?隠れた名車のすべて より引用〉

※車両や設定などはフィクションです!

〜モデルについて〜
鉄道模型店にて発見!前オーナーさんの特製品!
今回はバックストーリーを考えてみました。もちろんフィクションです。
旅客書房館という出版社や本も存在しませんので要注意。

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