マイクロエース 【A2673】 タキ11000 後期型 日本石油輸送 8両セット

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タキ11000は、1964(昭和39)年より133両が製造された35t積・石油類輸送用タンク車で、蒸気加熱管やタンク保温材を装備する点が特徴です。
基本構造としてはタキ9800のタンク体に保温用のキセを追加したもので、強度を確保するために枕梁間に台枠が追加された結果、見附がタキ9800とは大幅に異なるものへと変化しています。
また、キセ・台枠の追加に伴う重量増分は、タンク体を構成する材料を高張力鋼へ変更し、板厚を薄くする事によって対応しています。
製造年次によって細部が異なり、前期型と後期型に大別されます。保温設備を活用する形で、主に工業用燃料として使用される「C重油」の輸送に活躍しましたが、現在では貨物取り扱い量の減少に伴い、徐々にその数を減らしています。

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