マイクロエース【A3558】ワム80000・581000番台・ガラス輸送用 2両セット

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昭和32年に初代ワム80000形が国鉄大宮工場で3両製造されました。その後改良を加えた試作車5両が製造(80000~80004)され、初代ワム80000はワム89000形に改番されています。
昭和35年から量産車が登場(80100~)しましたが、荷役のやりやすさ、あるいは最高速度の変更等により改良・改造が進められ昭和46年までに17601両が製造されました。
昭和50年よりワム80000の増備が再開されましたが、軸距を260mm延長し5300mmに拡大して走行安定性向上を目的に改良が加えられた280000番台が登場しました。
大型の板ガラスを輸送するために14両が(581000~581013)改造され屋根上にスライド式の扉が増設されました。

〜モデルについて〜
実車は小浜線の松尾寺駅に常備されていました。常備されていた頃、松尾寺駅には日本板硝子舞鶴工場専用線があり、工場の製品は松尾寺駅から送り出されていました。
ワムの屋根上がスライドし、その上からガラス板をクレーンで吊って入れていました(模型では屋根はスライドしません)。
ガラス輸送だけの編成は存在せず、同じ仲間のワムや他の貨物列車の編成に混じって活躍することが多い車両でした。
マイクロエースのワムの良い所は側面の扉が開くこと。手すりが別パーツになっており、立体感があること。
ちなみにですが、2両セット税抜き定価が4700円。1両あたりが2350円と少々お値段が張りますが・・・(-.-;)

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