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JAS 【1/500】東亜国内航空 YS-11A "しれとこ"
東亜国内航空
YS-11A
"しれとこ"
レジ JA8776
YS-11は、日本航空機製造が製造した双発ターボプロップエンジン方式の旅客機。
第二次世界大戦後に初めて日本のメーカーが開発した旅客機である。
派生型であるAシリーズは1967年製造の2050(通算50号機)以降の機体となり、輸出用として大幅に改良を施した。
これはアメリカ中西部の中古機や航空部品販売を行うディーラーのシャーロット・エアクラフト社がアメリカでの販売代理権の取得を目指して提案してきたことを受け入れた仕様である。
エンジンはタービンの耐熱性向上とプロペラ減速歯車の強化によって出力を10%増加、ペイロードを1トン増やしている。
それに合わせて各部の設計変更を行い、主脚ドアの内面を平滑にして脚下げ時の速度を289km/hから389km/hへ向上、同時に急降下の際に脚をエアブレーキとして使用できるようにした。
座席の座面クッションを着水時の浮き具として使用できるものとし、座席間隔も860mmから790mmに改めて、64席に増やしている。
2070番からは内装をレザー張りから一転プラスチック製になり、カーテンもシャッター式ブラインドとして、当時のライバル機種フォッカーF-28に対抗した。
さらにオプションとして補助動力装置(APU)を搭載可能とし、空調・発電・油圧装置・エンジン始動を地上設備なしで作動可能としており、これは地上設備の貧弱な日本国外の地方空港乗り入れを目指したものである。
2075からは乗降口高さを欧米人に合わせて1.6mから1.75mに拡大、2078からはエンジンを、タービンブレードの材質変更で高温時の最大出力を4%増加したダートMk542-10Jに 、2092からは減速歯車を補強して耐久性を向上したダートMk542-10Kに変更している。
モデルとなったJA8776は、1971年に日本国内航空と東亜航空が合併し東亜国内航空となって初めて導入されたYS(愛称:しれとこ)である。
この時より東亜国内航空の新ペイントが初めて全機体に塗装され、このYSも新塗装の状態で納入された。
赤に近い鮮やかなオレンジ色はマリーゴールドとも呼ばれ、新しい東亜国内航空のカラーとして強い印象を与えた。
1976年よりレッドアンドグリーン塗装に変更され1993年に日本エアコミューターに移管し、2002年まで使用された。
引退後は三沢航空科学館にて展示されている。
展示用エプロンケース付き。
tomica-loco
2023/04/02 - 編集済みYS-11
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Railwayfan
2023/04/02お写真ありがとうございます。
こちらは航空局の新塗装ですね。
確か、この機体は航空部品メーカーが能登で動態保存しています。
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tomica-loco
2023/04/032年前に茨城県筑西市に在るザ.ヒロサワシティにYS-11が搬入され組み立てられていると言うので観に行った時に撮ったものですが数ヶ月後に行ったら資金不足でクラウドファンディングで資金集めする様な事を言ってましたけど去年の秋に、そろそろ組み上がって展示して有るだろうと思って行ってみたらYS-11はおろか他に展示してあったバイク、クルマ、鉄道車両までも無くなってました。
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Railwayfan
2023/04/03一体乗り物たちはどこに・・・(@_@)
当時はリニューアルかなにかで、乗り物を展示から引き上げていたんでしょうか。
(写真はもう1機目の元航空局のYSです。能登で動態保存されてます)
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