マイクロエース【A6430】キハ54 登場時・オレンジ帯 2両セット

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キハ54は1986年度に登場した2エンジン搭載の両運転台一般型気動車です。
耐久性を重視して軽量ステンレス車体が採用されたのが特徴で、暖地向けの0番台と寒地向けの500番台が登場し、このうち四国には0番台が12両投入されました。
0番台は客用窓の二段サッシ、ロングシートの室内などが特徴で、ドアエンジン、冷房装置などのバス用部品や、台車、変速機、ブレーキ装置には廃車発生品が活用されてコストダウンが図られており、他の国鉄型気動車との連結も可能です。
投入当初はオレンジ色の帯を側面中央に斜めに配した姿でしたが、瀬戸大橋線開業に前後して全車とも水色帯のJR四国色に変更されました。
後に1990年代半ばまでには台車のグレー塗装化が行われました。

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