全日空商事 【1/400】 〔NH40029〕ANA B737-700 "GOLD JET" JA01AN

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ANA
B737-700
"GOLD JET"
レジJA01AN

ボーイング737-700型機は、737ファミリーの中でNext一Generation(次世代)シリーズと呼ばれる最新のタイプに属し、ANAグループでは、既存小型ジェット機(エアバスA320型機、ボーイング737-500型機)の後継機として2003(平成15年)6月に確定45機を発注、2005(平成17)年12月福岡⇆名古屋(中部)線でANAラインデビューを果たし、翌年1月にはエアーニッポン(ANK)名古屋台北線で国際線にも就航した。
NextGenerationは、体長の異なる一600、-700、800、900までの主に4タイプで構成され、一300~500タイプと比較し主翼・エンジン等の更新、装備のデジタル化等を進め、飛行高度・速度・経済性において優れたパフォーマンスの演出が可能となっている。
また、外見上も特徴的なブレンデッドウィングレット(Blended Winglet)を異端にオプションで装備する事により①燃料節減②騒音抑制③離陸上昇性能の改善効果が得られ、また、以前のタイプとの区別化を容易にしている。
コックピットは、ディスプレイによる視認性、各種操作性の向上が図られている。
ANAグループ使用の一700型機に特徴的なのは、国内エアラインとして初となる、眼前のスクリーンに運航に関係するデータが投影され視認性が向上、運航乗務員の負担が軽減つながるとされるHUD (Head Up Display)が機長席に装備され、安全運航の向上に寄与している点である。また、客室(キャビン)は前席との間にゆとりを生む新型シートとなり、国内・国際線兼用タイプで一部の座席をコンバーチブルテーブル装着のうえ隣席との「ゆったり感」を創出するプレミアムエコノミーアジア席を設定した全118席タイプから全席エコノミー仕様最大136席で運航が行われている。
機体塗装はANAグループ共通塗装となっており、運航を担当する「AIR NIPPON」の社名が機体中央付近に付されている。また、今回導入された700型機の1号機(JAO1AN)及び2号機(JA02AN)は、就航を記念して金色の機体カラーをい、「GOLD JET」の名で各就航地にて話題となった。
ANAグループにおける737シリーズは、1969(昭和44)年よりシリーズ初期タイプの一200型をANAが導入、後にANKにおいても次代の500型、400型も含め運航される事となり、通算30年以上の運航経験を有し、国の内外を問わずその翼が広がって行った。

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