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シキ1000 JR貨物タイプ
変圧器などの特大貨物輸送の為、 1975年(昭和50年)に2両、1979年(昭和54年)に1両の 計3両が製造された。 当初は、日本通運が所有する私有貨車として活躍していたが、 1987年(昭和62年)1月12日付で3両全てが除籍。 その後、1990年(平成2年)6月、8月、10月に分けて それぞれJR貨物が購入し、車籍が復活する事となった。 その際に、車体側面の社紋や銘板が取り外された。 空車時、積載時ともに、最高速度は75km/hまで対応しており 輸送時間の短縮に繋がっている。 通常の貨物輸送に組成する事も可能だったが、 その際には機関車のすぐ隣となる次位へ連結する制限があった。 なお、2022年(令和4年)3月に全車両が廃車となり 形式消滅となった。 特大貨物輸送に特化させた仕様の為、 他では見られない独特な形状をしている。 レールの継目を走行する際に響かせる8軸の轟音は、 見た目も相まってかなり印象的。 当センターでは、テックステーションの企画品となる シキ1000、シキ1001、シキ1002の3両が入線。 純正品では銀色車輪が目立っているので、 KATO製の黒色車輪に換装。 備考: ・KATO ・車間短縮ナックルカプラー 黒に換装。 ・中空軸車輪(ビス止め台車用・黒)に換装。
鉄道模型 Nゲージ TOMIX 定価ルイン@ヨーグルトヤード車両センター
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19D形コンテナ「鉄道コンテナ輸送50周年記念カラー」
日本貨物鉄道(JR貨物)にて運用されている、鉄道輸送用の有蓋コンテナ。 19B形コンテナを改良し、船舶による代行輸送に対応させている。 貨物輸送を行う路線では、日常的に見られるコンテナであり、 鉄道に限らずトラックの荷台に積載される等、日本各地で活躍中。 標準的なカラーとして「あずき色」が採用されているが、 鉄道コンテナ貨物輸送の先駆けとなった「たから号」の運転開始年、 1959年(昭和34年)から50周年の節目として、 国鉄コンテナをイメージした黄緑色をまとったコンテナを 2009年(平成21年)に50個限定で製造された。 現在は、他の有蓋コンテナ類と共に日本各地で活躍しており、 見かけたらなかなかラッキーなコンテナとも言える。 最近は、19D形コンテナを模した駅弁が販売されて 一時期話題になったこともあり、 密かに(?)注目を浴びているコンテナかも。 備考:墨入れ加工。
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E6系 Z2編成
E5系の320km/h運転に対応させる為に、 新在直通運転用のミニ新幹線として、 2013年(平成25年)3月16日より営業運転を開始。 車体傾斜装置を採用し、最高速度が275km/h→320km/hに向上したが、 先頭車両のノーズ長が、E3系0番台の約6mよりも長くなり、 約13mに延長された。 2023年現在、日本で走行する営業列車としては最速を誇る。 ロングノーズ化に伴い、編成の定員数が減少してしまった為、 1両分を追加した7両編成となった。 なお、1両延長された分の対応として、在来線区間の駅や信号場、 秋田車両センターの地上設備の改良工事が施された。 同一のE6系でも、落成した時期で連結部の外幌や パンタグラフカバーの形状等が微妙に異なっており、 本製品のプロトタイプは、Z2~Z6編成の「前期型」となっている。 また、後の追加工事として荷物スペース設置の為に 窓埋め工事が施されているが、本製品は窓埋め工事前の姿になる。 方向幕表記としては、E3系0番台の置き換え期間中に使用していた 列車名「スーパーこまち」を設定。 約1年ほどの短期間しか使用されなかった、 何気に珍しい列車名でもある。 当センターでE3系0番台が増備されつつあった頃、 某所にて室内灯付の中古が破格で販売されていた為、 急遽入線を果たした。 入線したてではあるが、東日本エリアの看板車両でもあるので 当センターで期待の車両。 E5系はもちろん、E3系シリーズとの共演も積極的にしていきたい。 備考:グランライト製 白色LED室内灯組込・マスキングテープで色調調整 墨入れ加工
鉄道模型 Nゲージ TOMIX 中古ルイン@ヨーグルトヤード車両センター
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209系在来線試験電車 MUE-Train
在来線の技術試験、開発のため、 「車両の性能向上に関する開発」 「次世代車両制御システムの開発」 「営業用車両を用いた地上設備の状態監視用機器の開発」 を目的として、2008年(平成20年)10月に改造された試験車両。 京浜東北・根岸線で運用されていた209系0番台 ウラ2編成のうち、7両を種車として改造された。 2010年(平成22年)に、4号車のサヤ209-8が試験終了に伴い廃車、 種車も1996年(平成8年)落成から既に27年も経過しており 一時期は廃車も囁かれたが、2023年現在も6両編成で活躍中。 白色を基調にしたブロックパターンの帯、各種屋根上、床下機器には 改造が加えられているが、209系0番台の面影も伺える。 運用目的が特殊故に、神出鬼没の車両で非常に珍しい車両。 珍しさで言えば、検測車両にも引けを取らない車両とも言えよう。 某日、お目当ての車両を撮る為に撮影地で待っていた際、 偶然にもMUE-Trainが通りかかったのがきっかけで、入線を決断。 肝心の写真は、不意打ち同然だったのでまずまずだったが、 今度実車と遭遇する機会があったら、 是非ともNゲージとツーショットしてみたいところ。 当センターでは、テックステーション再販分が入線。 入線と同時に、早速墨入れ加工と、TNカプラー換装を実施。 実車と比べて、屋根上、床下機器が異なるタイプ品だが、 気が向いたら実車に近づけるように改良を加えたい。 備考:墨入れ加工、TNカプラー換装 [取付予定] ・側面 行先表示器「白地表記」 [未定] ・屋根上、床下を適正化。
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E3系0番台 R22編成「やまびこ・なすの」
2002年(平成14年)~2005年(平成17年)にかけて、 輸送力増強、200系の置き換え車両として増備。 E6系新幹線による置き換え後、車歴が比較的新しかった R18編成~R26編成は、改造等を経て新天地で活用された。 しかし、唯一R20編成のみ、改造や転用される事なく廃車となっている。 その中でも、R21編成、R22編成、R26編成は「こまち」ロゴを撤去し、 当初のこまちカラーでE5系の付属車両として運用に就いた。 なお、途中R26編成はR23編成と共に、E3系1000番台 L55編成への改造となり、 こまちカラーを最後まで残したのはR21編成、R22編成のみとなった。 新型コロナウイルスによる利用客減少の為、 2020年(令和2年)10月をもって運用離脱。 復帰も叶わず、2021年9月13日付でR21編成、 2021年11月25日付でR22編成が廃車となり、E3系0番台は消滅した。 幼少期から気に入っていた車両型式で、 現存する唯一のE3系0番台だっただけに、保存されなかったのは 本当に残念に思う。 まだ、E3系は保存車両が1両もないので、今後どうなるかが 非常に気がかりでもある。 (当然、費用も場所も関わるので、安易に出来る事ではないが…) 長らく、やまびこ・なすの運用となったE3系0番台は 導入出来ていなかったが、ようやく当センターにも入線。 新幹線総合車両センターで開催された有料イベント 「体験・体感!新幹線総合車両センター」にて R22編成と対面した思い出として、R22編成として組成。 同社のE3系「92803」と比べ、一部パーツが改良されており、 先頭車両のライトユニットがツメで固定出来るようになり、 組み立て時にバラバラにならなくなったのが嬉しい改良点。 通電性を向上させた通電カプラーで、他形式との併結運転時も 協調性が改良されている。 しかし、通電カプラーの宿命でもある繋ぎにくいデメリットも受け継いでおり、 トレードオフと言ったところか。 なお、15号車のパンタカバーは、変わらずつばさ仕様となっており 形状が修正されていない。 プライベート、仕事でも運用を調べて何度も利用した車両でもあり、 当時の思い出に浸りながら、大切に運用していく所存。 近日中に、墨入れ加工を実施予定。 備考:白色LED室内灯組込、ヘッドライトのシールドビーム塗装
鉄道模型 Nゲージ TOMIX 中古ルイン@ヨーグルトヤード車両センター
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E3系0番台 R20編成
2002年(平成14年)~2005年(平成17年)にかけて、 輸送力増強、200系の置き換え車両として R18~26編成が増備された。 R17編成以前と比べて、各所に変更点が加えられているが、 VVVFインバータ制御装置が、GTOサイリスタからIGBTに変更され、 走行音が大きく変わっている。 2014年(平成26年)3月14日、秋田新幹線内のラストラン運用に充当された編成。 ラストランが終わり運用終了後は、新幹線総合車両センターに留置されていたが、 転用される事もなくそのまま廃車となった。 ほぼ同時期に製造された編成は、とれいゆ、現美新幹線に改造、 やまびこ・なすの運用の付属編成として運用、 1000番台に改造された上で山形新幹線へ投入されたが、 唯一R20編成のみ廃車、解体されるという憂き目に遭う不遇要素も…。 当センターでは、E926形 East-iに続いて、2本目に入線した車両。 入線当初から、R20編成として組成されていた。 LED室内灯、墨入れ加工も実施し、どのレイアウトでも走行出来る安定型。 実車では、車歴が若いうちに廃車となってしまった編成ではあるが、 せめて当センター内では活躍させてあげたい。 備考:白色LED室内灯組込・11号車室内灯をマスキングテープで色調調整、ヘッドライトのシールドビーム塗装、墨入れ加工済
鉄道模型 Nゲージ TOMIX 中古ルイン@ヨーグルトヤード車両センター
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タキ1000形
タキ43000形の後継車両として、 1993年(平成5年)より製造されたガソリン専用のタンク車。 タキ43000形の最高速度は75km/hに留まっており 高速輸送のネックとなっていた為、 最高速度を95km/hに対応させたタキ1000形として誕生。 2022年(令和4年)5月9日の公式発表で、 タキ1000形の製造が1000両を達成した記念として、 ・日本石油輸送株式会社の緑カラー ・日本貨物鉄道株式会社の水色カラー ・日本オイルターミナル株式会社の青カラー 3色をまとった記念ラッピングが運行される事となった。 通常の貨物運用に従事している為、 見かけたらかなりラッキーなタンク車と言えるだろう。 プロトタイプは、日本石油輸送所有の 緑・灰色の塗色となっている。 特に、列車番号等の指定はなく、当センター所属の タキ43000形と共に運用に入っている。 灯火式のテールライトを装備したタキ1000-853が 最後尾に組成されているが、いずれは反射板を取り付けた 他のタンク車も準備したいな、とぼんやり思っているとか、いないとか。 「所属車両」 緑:タキ1000-863、タキ1000-837(ENEOSロゴ)、タキ1000-853(テールライト装備) 備考: ・KATO 11-703 KATOカプラー密連形A(黒) カプラー換装
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天竜浜名湖鉄道 TH2100形 TH2109号車『ゆるキャン△』×天浜線 ラッピング列車
アニメ「ゆるキャン△ SEASON2」の劇中で登場した 天浜線とのコラボ列車として、2021年(令和3年)2月12日より運行開始。 当初は、2023年(令和5年)9月30日まで延長して運行予定であったが、 好評につき更に運行期間が延長。 しかし、2024年(令和6年)2月25日をもって定期運行終了、 同日 12:17発のラストランをもって見納めとなった。 行程としては、天竜二俣駅を起点に、 気賀駅→浜名湖佐久米駅に停車下後に一旦下車。 途中、折り返しで浜名湖佐久米駅→天竜二俣駅までの 臨時列車としてラストランを飾った。 なお、他の途中駅は、対向列車の待ち合わせによる運転停車を除いて 通過するという珍しい行程に。 終点の天竜二俣駅に到着後は、そのまま車両基地内の 転車台へ移動してぐるりと一周。 あいにくの悪天候ではあったが、 ラストラン乗客やギャラリーに見守られながら 有終の美を飾った。 管理人としては、最初にして最後になった 悲観のゆるキャン△ラッピング車両の乗車を 達成する事が出来て、本当に嬉しかった。 当センター所属のTH2109号車も、 無事共演を果たすことができました。 車体には、ゆるキャン△の登場人物が描かれている他、 内装も凝った作りとなっており、ゆるキャン△ファンには 堪らない車両となっている。 車内には、劇中で登場した施設のモデルとなった 観光地案内があり、実際に訪れて聖地巡り出来るような配慮も。 当センターでは、ゆるキャン△コラボ列車として、 373系F1編成 特別列車 急行「ゆるキャン△梨っ子」号が在籍中。 313系V9編成についても、V10編成に改番工事が完了しており、 順次ゆるキャン△ラッピング仕様に改造予定なので、 ゆるキャン△仕様の列車が3編成揃う夢に向けて準備中。 備考:白色LED室内灯組込、墨入れ加工 #ゆるキャン△ \キヲツケロヨー/
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115系2000番台 B4編成 ぶどう色
1998年、身延線全線開通70周年に伴い、 湘南色で走行していた115系2000番台のうち1編成を 登場当時の塗色に変更する事に。 登場時の塗色としては、 ・山梨県の名産であるぶどうをイメージしたワインレッド ・富士山の雪をイメージした白帯 だったのだが、いざ名古屋工場から出てきた姿がこちら。 焦げ茶色の旧型国電のような、115系2000番台となってしまった。 原因としては、登場時の色であるワインレッドを 「"ぶどう色"の電車」として伝えたが、 鉄道業界での"ぶどう色"は、旧型国電や客車等に使用されていた 焦げ茶色の塗料「ぶどう色2号」だったので、 名古屋工場で「"ぶどう色2号"の電車」と認識されてしまい、 齟齬をきたしてしまった。 その後、間違いに気づいたJR東海は、 即座に車両を名古屋工場へ戻し、"ワインレッド"の 115系2000番台として再塗装。 その為、焦げ茶色のぶどう色115系2000番台の姿は ほんの僅かの間だったという…。 そして、何を思ったのか、その姿をTOMIXが製品化。 よくもまぁ、この塗色の115系2000番台の製品化を許諾したな、と思う所存。 当初は、身延線といえば湘南色という印象だったが、 ワインレッドに始まり、ぶどう色、遡れば113系もどきの62系等、 バリエーションが深い事に気づいてしまい、 ジワジワと沼にハマっている気がしてならない。 備考:TNカプラー換装、墨入れ加工
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国鉄 115系2000番台 B6編成 ワインレッド
身延線内の旧型国電を置き換える目的として、 1981年に身延線用車両として115系2000番台を製造、投入。 山梨県の名産であるぶどうをイメージしたワインレッドに、 富士山の雪をイメージした白帯を纏った姿で登場。 身延線特有の狭小トンネルに対応させる為、 中間車両のモハにPS23形パンタグラフを採用。 しかし、それでも高さが2cm高くなってしまったので、 その分パンタグラフ下の屋根を低くするという荒業も。 広島で導入されていた115系2000番台とは違い、 冷房装置は準備工事として、蓋が被せられていた。 しかし、準備工事が役に立ったかというと、お察しの通りである。 (せっかく作った蓋を無視して冷房装置を載せたり、 時には蓋を引っ剥がしてまで工事したとか…。) 身延線では、3両編成と4両編成がそれぞれ投入され、 プロトタイプでは4両編成だが、この編成表がかなりのキワモノ。 <クモハ|モハ|<クハ|クハ> 当然、これには理由があり、途中駅は無人駅が多いため、 ドア扱いや運賃収受等の車掌業務負荷軽減の為、 編成の中間となる位置にクハを配置していた。 しかし、お察しの良い方ならおわかりだろうが、 身延線は急勾配、急カーブが続く路線でもあり、 M車のバランスが悪く空転が頻発。 数ヶ月で、中間車として連結されていたクハを クモハの前に連結する事に。 その後、全編成が3両編成とされた為、 キワモノ4両編成は見納めとなった。 管理人は、湘南色の115系2000番台しか見たことが無かったので、 一度はこの塗色を纏った115系2000番台を見てみたかった…。 中間クハにはスカートが付属していなく、 当センター入線時には既にメーカー品のパーツ供給がなかった為、 ジャンク品の165系よりスカートを拝借して接着取付。 備考:TNカプラー換装、墨入れ加工、中間クハに黒色スカート取付
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400系 L2編成 旧塗装
初代山形新幹線、そして日本初の新在直通の新幹線として デビューした、ミニ新幹線の400系。 在来線区間を走行する為、車体長と車体幅を 在来線の車両限界内に収まるよう設計されている。 新幹線区間では、スリムな車体故にホームとの隙間が生じる為、 停車直前には乗降扉の足元に延長ステップが自動で展開する。 また、11号車には分割併合装置が格納されており、 200系、E4系との併結運用も行っていた。 400系登場前までは、白を基調とした車両が主だったが、 銀色のメタリックな塗色を施した斬新なデザインは、 まさしく未来の車両を彷彿とさせる強烈なインパクトだったのを よく覚えている。 大宮の鉄道博物館の新館建設に伴い、 留置されていた411-3 L3編成11号車の保存が決まり、 塗装が旧塗装へ復元されると聞いた時は、 思わず涙を流した程に思い入れが強く、好きな車両。 内装こそリニューアル仕様で、登場時とは異なるものの、 登場時の姿を再び見られるようになったのは嬉しい限り。 入線からしばらくは試運転として走行していたが、 緩やかな坂ですら登坂しない、動力がダメになる等、 あのM9モーターの洗礼を受ける羽目に。 その後、M13モーターへ換装後は、順調に運用に就いている。 本来では、新しいM9モーターへ換装も考えたが、 E3系700番台 R19編成「現美新幹線」でも同様の事象が起こり、 品質に難ありとの懸念があった為、割り切ってM13モーターを搭載。 管理人としても、M9モーターは正直リコール物では…と思う所存。 M13モーター換装後はしばらく加工はされていなかったが、 某レイアウトでの走行準備に伴い、 墨入れ加工、白色LED室内灯を急ピッチで組込。 ヘッドライトのライトユニットが電球で暗いので、 可能であればLEDライトユニットに換装してあげたい…と考察中。 備考:白色LED室内灯組込・11号車室内灯をマスキングテープで色調調整、墨入れ加工、M9→M13モーターへ換装
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373系 F3編成「ふじかわ」
身延線で運行されていた165系 急行「富士川」置き換えと、 中・長距離普通列車から特急運用までこなす、 汎用性の高い車両を目的として開発された。 眺望を考慮した大きい窓は「ワイドビュー」の愛称も持ち、 管理人が好きなVVVFインバータの整流素子 GTOサイリスタを使用しているのもあり、乗っていて楽しい車両。 なお、身延線では線形が悪い為、特急運用でありながら 60km/hも出せずにノロノロ運行なのはご愛嬌。 TOMIX 98666の仕様では、付随車両として設定されている為 動力は無い状態での入線だったが、中古店で373系の動力台車を 購入して台車を換装。 旧仕様でライトユニットが電球だったので、 LEDライトユニットに交換して視認性を向上。 既に入線している373系 F1編成との併結運用は想定しておらず、 身延線の特急「ふじかわ」として運用中。 備考:墨入れ加工、クモハ373形をM車動力(旧型)に換装・LEDライトユニットに換装。
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205系0番台 山手線 トウ33編成
103系置き換えとして、1984年に量産先行車が登場し、 山手線車両として活躍した205系0番台。 従来の普通鋼からステンレス車体となり、 保守作業負担の軽減、重量の軽量化が図られた。 電車でGOでお馴染みの車両であり、 実際に乗車した事もあったことから、 予約開始と同時に導入を決めた車両。 前面に11両ステッカーを掲出しているが、 当時はスカートが無い姿だった為、 実車とは異なる仕様となっている。 (単に、11両ステッカーが好きなだけである。) 登坂対策の為、5号車にM車動力台車を組込。 銀河モデル製の編成札、方向幕、所属表記、 ドア窓表示ステッカーを施工してディテールアップ。 また、巷で話題となった、隠しパーツを切り出した後に 組立、TNカプラーに取付するグレードアップパーツとして、 ジャンパ栓、妻面窓を再現。 しかし、組立に伴う手順書は一切なし、 11両編成の連結面全てに施工する作業量、 組立後もパーツが非常に繊細で、引っ掛けるとすぐ分解と、 他に類を見ない鬼畜仕様となり、かなり気難しい車両に…。 2023年現在、ここまで加工した車両は初めてで 苦労は多々あったものの、完成後は見違えるほどに 見た目がグレードアップ出来たのが幸いか。 順次、墨入れ加工を実施予定。 備考:5号車を動力台車に換装、銀河モデル製の編成札、方向幕、所属表記、ドア窓表示ステッカーを施工、連結面のジャンパ栓、妻面窓(隠しパーツ)施工、
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E5系 U7編成
200系、E2系の置き換え車両として、 2009年6月に量産先行車 S11編成(後のU1編成)が登場し、 2011年3月より営業開始した新幹線電車。 2023年4月現在、日本国内の鉄道で最速の320km/hを誇る。 E3系0番台の併結車両として導入。 純正では7号車にM車の1M仕様だが、 登坂対策とM車が偏っているので、3号車にもM動力台車を導入。 現行のE5系とは違い、荷物スペースの増設工事前の車両となる。 前照灯、尾灯の構造が良くなく、かなり視点を低くしないと 見えない仕様となっているのが残念ポイント。 マイナーチェンジ版となる、荷物スペースの増設後の仕様では 改善されているので、ヘッドライト部分だけでもパーツ交換で 改良したいな、と検討中。 当センターでは、単独運用は勿論、 E3系0番台、E6系との併結運用もこなす。 2023年4月現在ではまだ施工されていないが、 順次墨入れ加工を実施予定。 備考:電球色LED室内灯組込・9号車室内灯をマスキングテープで色調調整、7号車を動力台車に換装。
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E3系700番台 R19編成「現美新幹線-GENBI SHINKANSEN-」
新潟地区の活性化及び観光の拡大の一環として、 「世界最速の芸術鑑賞」をテーマに改造され、 越後湯沢~新潟間にて土日祝を中心に 1日3往復運行されていた。 黒色ベースの塗色に長岡の花火を纏った外観は 非常にインパクトが強いが、内装も号車ごとに 芸術家達の力作が込められたジョイフルトレイン。 ご多分に漏れず、初期生産分は即座に売り切れて 高値で取引される程だったが、当センターでは 幸運にも再生産分を導入、入線となった。 内装こそは再現されていないものの、 金型を変更して窓埋め表現をキッチリ行う徹底ぶり。 派手ながらも美しい外観から、昼夜問わず注目を集める 当センター内での看板車両。 TOMIX製品では、「つばさ」や「E3系0番台なすの」と パーツ構成が共用となっているのもポイント。 通電カプラーの他に、ライトユニットが固定されるのも メンテナンス時には嬉しい改良点。 (TOMIX 92803では、組立時に固定されないので何気に困る…) 台車も、400系の流用ではなく、 E3系用の台車に設計変更されているが、 残念ながら15号車パンタカバーはつばさ仕様。 試験走行時には、E5系との併結走行も実施。 当センター所属のR7編成、R20編成(品番:92803)の フックリングカプラーとの走行性能比較として活躍。 新品で入線したが、かの悪名高きM9モーターの洗礼を受け、 一時期運用離脱する憂き目に遭った。 実車通り、併結運用は想定していない為、 思い切ってM13モーターへ換装。 当センターでは初の動力分解となったが、 その後は順調に運用へ戻り、各所にて活躍中。 備考:白色LED室内灯組込・色調調整、ヘッドライトのシールドビーム塗装、M9→M13モーターへ換装。
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