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E3系0番台 R23編成「ありがとうこまち」
新型車両E6系導入に伴い、 2014年春のダイヤ改正で秋田新幹線撤退までの間、 現存するE3系0番台 R3・R4・R15・R16・R20・R21・R22・R23・R26の全9編成に 「ありがとう」の文字と桜の花弁を施したステッカーを 11・15号車に貼り付けして運行された。 秋田新幹線撤退後は、山形新幹線E3系1000番台 L55編成改造の種車として E326-23(12号車)→E326-1105(14号車) E329-23(13号車)→E328-1005(15号車) へ改造され、残りのR23編成4両は廃車となった。 同じく、L55編成改造の種車として捻出された 元E3系0番台R26編成では、 車内の荷物棚の支柱が省略された仕様となっており、 同一の編成でありながらも、製造時期による差異が起きている。 この仕様の違いは、同じくR24・R25編成を種車に改造された E3系1000番台L54編成も同様となっている。 KATO製E3系0番台の再生産が記憶に新しい2023年11月下旬、 突如KATOから発表された製品。 ホビーセンターカトー東京、KATO京都駅、 ホビーセンターカトーオンラインのみでの限定販売。 かつて、ありがとうラッピングのE3系0番台は、 トミックスワールド限定で販売されたTOMIX製品「93519」のみで、 生産数が限られていた為、現在は中古市場では何倍もの価格で取引されている。 今から正規品を入線しようものならば、覚悟を決める必要がある状態となっていたので、 欲しいユーザーにはまさに朗報とも言えるだろう。 11・15号車貼り付けのありがとうラッピングは、 TOMIX製品と比べて白色ベースが目立つようになっており 実車に近くなっているが、 海側の側面表示器付近まで覆われて、かつ桜が1つ多くなっており、 プロトタイプのR22編成とは異なる、いわゆるエラーとなっている。 (表示器付近までステッカーが覆われているのは、R4編成のみとなっている。) ただ、TOMIX製品も15号車のパンタグラフカバーが実車とは異なるので、 こればかりは仕方がないと割り切るべきか。 プロトタイプは、2023年再生産ロット版分と同じR22編成となっているが、 当センターで編成番号が重複する為、R23編成に改番。 余談だが、当センター所属のE3系0番台「ありがとうこまち」R26編成と R23編成は、E3系1000番台 L55編成として改造されており、 奇しくも「ありがとうこまち」仕様の編成が、L55編成の種車となっている。 また、山形で開催されたE3系1000番台の撮影会では、 運転台に入らせていただいた車両がL55編成だったのもあり、 何かと縁を感じる車両だと感じている。 KATO製のフル規格新幹線が在籍していない為、 併結運転には対応していないが、R26編成と共に新幹線車両の花形として 運転会などで存分に活躍させたい所存。 備考:R22→R23編成へ改番、白色LED室内灯組込・色調調整、墨入れ加工、13号車(M車)トラクションタイヤ付台車に換装 各種インレタ貼り付け ・TOMIX E3系0番台用インレタ ・編成番号を切り貼り ・床下カバー編成番号を貼り付け ・乗務員扉、保安装置表記を貼り付け ・世田谷総合車輌センター 前面編成標記(C) L・R篇
鉄道模型 Nゲージ KATO 定価ルイン@ヨーグルトヤード車両センター
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E3系0番台 R21編成
2002年(平成14年)~2005年(平成17年)にかけて、 輸送力増強、200系の置き換え車両として R18~26編成が増備された。 R17編成以前と比べて、各所に変更点が加えられており、 VVVFインバータ制御装置が、GTOサイリスタからIGBTに変更され、 走行音が大きく変わっている。 晩年は、「こまち」ロゴは削除されたものの、 こまちカラーを残した状態で、E5系の付属車両として 2020年(令和2年)10月まで活躍。 運用離脱後は、新利府の新幹線総合車両センターに留置されていたが、 2021年(令和3年)9月13日付でR21編成は解体された。 2007年に発売されてから再生産されず、長らく品薄状態が続いていたが、 2023年9月にようやく再生産となった。 他ユーザーの話によると、 2023年9月生産ロットでは、過去ロットに比べて 先頭車両のノーズ部分のピンク帯の位置が下がっており、 より実車に近付いたという情報も。 当センターでは、2023年再生産ロット版が入線となり、 ようやく念願のKATO製E3系0番台を迎える事となった。 しかし、11号車のノーズに傷、13号車の動力不良の初期不良に見舞われ、 返送されてきた修理品が治っていなく、更にスリーブが破損していて再度メーカー送りと 初っ端から出鼻をくじかれたが、なんとか入線。 何も、某社の悪い所を真似しなくても…。 プロトタイプはR22編成だが、当センターでは既にTOMIX製 E3系0番台「やまびこ•なすの」が所属していた為、 入線と同時にR21編成へ改番。 並行して、乗務員扉の窓に編成番号の追加、各種表記をインレタ貼り付け、 動力台車をトラクションタイヤ付台車に換装、 墨入れ加工、LED室内灯の組込も実施。 備考:R22→R21編成へ改番、白色LED室内灯組込・色調調整、墨入れ加工、13号車(M車)トラクションタイヤ付台車に換装 各種インレタ貼り付け ・TOMIX E3系0番台用インレタ ・編成番号を切り貼り ・床下カバー編成番号を貼り付け ・乗務員扉、保安装置表記を貼り付け ・世田谷総合車輌センター 前面編成標記(C) L・R篇
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タキ43000形 日本石油輸送(黒・青・シルバー)
ガソリン専用のタンク車として、 1967年(昭和42年)より製造開始された貨車。 所有会社によって、異なる塗色が施されているのが特徴で、 青色15号→日本オイルターミナル所属 黒色→日本石油輸送所属 にて塗り分けされている。 現在は、95km/h走行に対応させたタキ1000形と一緒に 日々の貨物輸送を支えている。 プロトタイプとして、軸受をコロ軸受に変更して 台車の転がり性能を改良した TR214A形台車を装備した43100番台にて設定。 日本石油輸送に転属後、日本オイルターミナル時代の青い塗装を 纏ったまま、表記のみを変えたタキ43000形も収録。 また、特別企画品としてステンレス鋼を用いた 唯一のタキ43000形「タキ143645」、通称"銀タキ"を収録。 国鉄民営化直前に製造されたタキ43000形で、 腐食性に強いステンレス鋼を使用し、 外装塗装の省略、タンク内洗浄作業の簡略化が図られたが、 魚腹形の複雑なフレームレス構造となり、 当時は加工技術も成熟しきっていなかった為、加工難易度が高くなった。 更に、ステンレス鋼の価格が高く他のタンク車よりも 高価となってしまい、量産はされずに1両のみの製造となった。 他のタキ43000形と違い、コキ1000形より捻出した TR215G形台車を装備しており、模型でも忠実に再現されている。 当センターでは、タキ1000形+タキ43000のタンク輸送として EF200が牽引を担当。 史実では、EF200がタキ143645を牽引した実績もあったようで、 いずれは当時の編成を再現するのもいいかもしれない。 「所属車両」 黒:タキ43256 タキ43174 タキ43410 タキ43257 タキ43377 青:タキ43419 タキ43398 銀:タキ143645 備考: ・KATO 11-703 KATOカプラー密連形A(黒) カプラー換装
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313系3000番台 V10編成
御殿場線、身延線、中津川以東の中央線、 及び関西線・名古屋-亀山間の普通列車で使用されていた 165系の老朽化に伴い、置き換えとして製造。 JR東海の在来線区間では大御所となった、313系ファミリーのうち 1M1T仕様の3000番台として登場。 身延線では、313系3100番台、2300番台、2600番台、 稀に代走として2500番台、8000番台と共に活躍中。 当センターでは、身延線運用として組成のうえ入線。 LED室内灯を組み込んだが、座席パーツが強めの青色の為、 反射で室内が明るすぎる現象が。 マスキングテープで減光させたものの、 いずれは座席パーツを塗装してディティールアップを施したい。 2022年7月4日(月)~8月31日(水)までの期間限定にて 「ゆるキャン△」とコラボしたラッピング列車が走行したが、 充当された車両が313系3000番台 V10編成だったので、 種車として入線。 2023年12月に、V9→V10編成に改番。 ゆるキャン△ラッピング仕様についても、 順次シールを作成して改装工事を進めていきたい。 備考:V9→V10編成へ改番、白色LED室内灯組込、墨入れ加工 各種インレタ貼り付け ・世田谷総合車輌センター ・東海車両前面表記インレタ2 ・ドア表記インレタ(東海)
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EF200形 8号機 登場時塗装
輸送需要の拡大、将来の車両置き換えを考慮して 製作された電気機関車。 VVVFインバータ制御などの新技術が投入されたほか、 国鉄・JRの機関車では最高出力の6,000kWを誇る、 "力こそ全て"を地で行くパワータイプ。 しかし、全力を出すと電圧降下を引き起こして 周辺の列車に悪影響を及ぼしたり、 変電所の設備をぶっ壊す事が仇となり、 全力運転の禁止令が出されるほどの問題児。 通称、「変電所キラー」 バブル崩壊の煽りを受けて、変電設備の増強も叶わず、 製造数も量産先行車を含めて21両だけと、 何かと迷要素が詰まった電気機関車。 入線当初は、パンタグラフが上がらない不具合があった為、 サクっとASSYパーツを購入して修復。 設計が古く、ヘッドライトの常点灯機能が無いので、 みやこ模型製 常点灯LEDライト基盤へ換装工事を実施。 2023年4月現在、当センターに所属する唯一の電気機関車。 基本的な運用としては、タキ43000やタキ1000を牽引するが、 時折管理人の気まぐれで、甲種輸送もどきに充当されたりと 何かとネタ運用に走りがち。 備考:墨入れ加工 ・みやこ模型製 常点灯LEDライト基盤へ換装
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E231系500番台 トウ506編成「ありがとうE231-500代」
205系0番台の置き換え車両として2002年1月より落成、 同年4月より営業開始。 E235系登場後、山手線では最後まで活躍した E231系500番台となった。 現役時には、日常的に利用していた車両で 馴染み深い車両でもあり、205系0番台 山手線も 入線していたので、当編成も合わせて入線。 予備車として、6扉車両を2両別途で用意しており、 実車とは一部異なるものの6扉車両組込にも対応。 号車表記、編成番号の改番工事が未完了の為、 順次改造予定。 2023/7 墨入れ加工を実施、6扉車を試験的に組み込み、写真更新 備考:6扉車両2両を導入、墨入れ加工
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E3系700番台 R18編成「とれいゆつばさ」
山形デスティネーションキャンペーンの開催に合わせて、 車内で足湯を楽しめるリゾート列車として登場した新幹線電車。 新幹線の車内に足湯を設置する斬新な発想は、 当時は本当に驚かされた。 乗降ドアの裏側をよく見ると、かつて走っていた秋田新幹線 「こまち」時代の塗装がチラッと見える一面も。 2022年3月16日に発生した福島県沖の地震の影響で、 団体列車の運行中止や、ラストランが早まる結果となった。 管理人も、盛岡行等の団体列車にて乗り納めする予定ではあったが、 軒並み全滅となってしまい、未だに未練が残っている苦い思い出も…。 実車のR18編成「とれいゆつばさ」との共演を達成出来たのが、 せめてもの心の救いか。 2022年再生産のロットで、ROUNDHOUSE表記が省略されている以外は 特に変更点はない。 再生産される前は、人気車両ゆえにオークションサイトでは 高値で取引される惨状で導入を見送っていたが、 ちょうど再生産される情報が入り、即座に予約して入線。 ROUNDHOUSEでは、お馴染み(?)の塗色変更のみのタイプ品で 内装、窓埋めは再現されていない。 登坂対策として、M車をトラクションタイヤ付き車輪に換装。 レイアウトの配線にもよるが、換装前の試験走行では 6両編成でも滑る時は本当に滑る…。 換装後も、綿密なメンテナンスが必要と地味に気難しい車両。 15号車・16号車のバーカウンター、足湯部分は 世田谷車両センター製のインレタにて、窓埋め表現。 インレタ表現のみで凸凹が残る為、完全な窓埋めではないが、 無加工よりはグッと見た目も変わっている。 欲を言えば、15号車・16号車の窓埋めをキッチリ施工したり、 車内インテリアを表現した座席パーツに換装したいが、 技術や設備不足の為、当面は現状維持。 備考:白色LED室内灯組込・色調調整、墨入れ加工、15号車・16号車の窓埋め加工(インレタ)、M車トラクションタイヤ換装
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