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DAEDALUS PROBE and ENZMAN STARSHIP シルクスクリーン(3)
NHK「銀河宇宙オデッセイ」と映画「クライシス2050」のプロモーションで販売された3枚セットのうちの一つ。エンズマン星間連絡船とダイダロス探査機。 シリアルやサインは無いが、直筆で「A.P.」:アーティスト・プルーフと鉛筆書きが添えてある。 アーカイブの整理に立ち会った際、3枚セットで封入されていたカバーはシド・ミード自身が廃棄された状態で頂戴した。 ご本人にとっては記録用の所詮コピーなので、価値のないものだったと思われる。 Twitter情報によれば、翌1991年、 渋谷の東急HANDSで3枚共サイン付きのシリアル付きで販売されていたそうな。NHK展ではセット価格で21万。シドミード本人に話したら呆れてた。 ENZMAN https://en.m.wikipedia.org/wiki/Enzmann_starship Daedalus https://en.m.wikipedia.org/wiki/Project_Daedalus
SYD MEAD A.P. アーティストプルーフ ポスター ENZMAN STARSHIP and DAEDALUS PROBE (1977)SydMode
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MOON 2000 シルクスクリーン(2)
1990年、池袋西武で開催されたNHK「銀河宇宙オデッセイ展」で3枚セットで販売されていたシルクスクリーン。100部限定、アーティスト・プルーフ(A.P.)作家保存用ゆえにサイン無し。シドミード先生御本人から頂戴する。 「クライシス2050」との3枚セット。 スタジオから空に浮かんだ月を見上げたながら、知的生命体が密かに何かを作るなら月の裏側ほどふさわしい場所はないな、と感じて描かれた作品。生涯の作品50選にも入るプログレッションズ展でも巡回した比較的よく知られる作品。
SYD MEAD A.P. アーティストプルーフ 不明SydMode
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クライシス2050 シルクスクリーン(1)
NHK「銀河宇宙オデッセイ」展で実はシドミードの原画が10〜15点ほど、1990年に作品と共に来日し、池袋西武で特別講演を開いていた。流れは映画「クライシス2050」のキャンペーンであった。展覧会の図録を購入すると漏れなく講演が聴けるというNHKの座組は不可思議だが、他では聴けない話が多かった印象。ショップに飾ってあったシルクスクリーンの3点セット。一つが映画「クライシス2050」の主役機(ヒーローマシン)の「ヘリウス号」がスペースステーション「スカイタウン」から太陽に向けて発信した様子を描いた珍しい縦位置の画面構成。 当時勿論、高価過ぎて手が出なかったがシドミードのスタジオに通ううち、2004年に3枚セットで思いがけずプレゼントして頂いた。シリアルナンバーが無かった為に、おや?と思っていたらA.P.(アーティストプルーフ)と書いた作家保存用であった為、当然サインは無い。再度、本当に頂いて大丈夫ですか?と念押ししたが構わないと仰った。 この来日の前の来日では丁度「スタジオに戻ったら直ぐにクライシス2050(SOLAR CRISIS)のポスターを仕上げないといけない」と仰っていたので間がさほど無かったと覚えている。「どれくらいで描き上げるのですか?」と尋ねてたら1週間くらいと言われていた。講演会では未だ当時はスライドフィルムをプロジェクターで、このイラストの制作過程を見せて頂けた。 このページに紹介した後日、真贋に関する問い合わせや、ヤフオクで高額な出品で相次いだため、大変複雑な責任を感じています。 過去に流通し、かつレアなアイテムは敢えて紹介しない方が、実はファンの為には良くない。 今後は、セルフプロデユースか、本当に手に入らない物にフォーカスすべきだと感じています。
SYD MEAD A.P. アーティストプルーフ ポスター NHK エンタープライズSydMode
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PHillis is Always Suspicious... #シドミード
シドミード・アーカイブからのサルベージ。パーティーのデコレーションに使われた自作ポスターのシリーズ。 2枚目はオフィシャル・サイトでのカラー版。 http://sydmead.com/category/gallery/cartoons/
SYD MEAD A2 cartoonSydMode
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I'm yours #シドミード
シドミード・アーカイブからのサルベージ。パーティーのデコレーションに使われた自作ポスターのシリーズ。
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ETERNAL
吹き出しにはイギリス王室、クイーンとある。アーカイブ整理で出てきた大判の画用紙に刷られた資料袋の一つ。どうもスタジオでのクリスマスパーティーのデコレーションとして沢山貼ったのを袋として再利用されたと聞く。廃棄されたのを了承を得た上でゴミ箱からサルベージ。今から考えたら夢のような3日間だった。 絵柄や情報量から判断するに'70〜'80年代に描かれたのだと思われる。Tシャツや画集にあってもおかしくない位、情報量が多く、キャラのアウトラインがかなりの速筆で、文章に時間をかけたことが分かる。当時の時事ネタがあるかも知れない。
SYD MEAD 孫コピー freeSydMode
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MOMMY's CAR
同じく、アーカイブ整理の際、スケッチのコピーやポスターを大量に挟んで保管されていた袋状に閉じられたスケッチの親コピー。
SYD MEAD スケッチ シドミード・アーカイブ 2004SydMode
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cleaning tag
アーカイブの整理をお手伝いした際、大量の原画イラストを描かれる過程で作られた原画の親コピーが挟まれていたポスター大の袋状のカバー。一旦は廃棄された中身のコピーはご本人とマネージャーの了解を得た上で全てサルベージし、結果、シドミード展TYOスペシャルの目玉となるヤマト2520コーナーで紹介することになり、その全てが図録集に掲載となった。
SYD MEAD 親コピー シドミード・アーカイブSydMode