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親子の石英 石はその日の海の状況で群れる
似たような石。同じ岩石から削れて離れてしまったのだろうか。同じ波質の場所では同じ形質の石が見つかることがよくある。 これは複雑な海底の地形と潮の強弱、速度なんかで同じ形質のものがほぼ同じ場所で見つかるということか。あるいはすでに浜辺にあった堆積層の中に同じ形質の石がまとまっていて、雨後、水かさが増した海の状況や浜に向って吹き付ける強風に押された強い波に元々あった堆積層が削られて露出するのだろうか。 これら連れて帰った二つの大きさが違う石も、似通っていた幾つかの持ち帰らなかった石たちもあんまり変わりがない。水にぬれていた時のきれいなこと! 元々艶があったけれど、細かい傷を少し研摩した。日に当てると少し光を透過するね。クラスタはかなり細かい。
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プレシオサウルス いわゆる首長竜の総称的地位にある代表的固有種
Plesiosaurs 海棲爬虫類の中でプレシオサウルスはいわゆる首長竜の総称的地位にある。 本当に首の長いエラスモサウルスの対極に位置するプリオサウルスのような首の長くない首長竜の二つの系統の源流に位置している。 プレシオサウルス上科/プレシオサウルス類 生物分類のリンネ指揮階層分類では基本的階級として科(family)が置かれている。上科の位置は科の上科の下には亜科がある。 『科』中心に理解するとおおよその階層は上科 目 科 属 亜科ですね。 また、生き物によって違いますが、動物の場合上科には個体名称の末尾に-oideaが付く。 Plesiosaursの場合はPlesiosauroideaとなる。でもねそう単純じゃないんだよね。ほんじゃ亜目と目は?とかややこしいったらない。 気にしないがよろし。 まあ、首が長くない首長竜と首が長い首長竜の両方に分かれる前のところに位置するジュラ紀の生き物。程度でいい。 ジュラ紀前期のイギリス、ドイツなどの地層から発見された。2.5メートルから5メートルとされる。 ひれの骨格構造から深く潜ることができなかったという説もあり、比較的浅場の海域に生息していたといわれている。上下の歯のかみ合わせは格子のように組み合い、捕食したイカや魚を逃がさない構造をしている。 陸棲の恐竜のような爬虫類のように、本来唇があって外見には牙が見えないはずなのが理屈に合っているけれど、海中では歯が剥き出しでも誰も『おかしい』とは言わない。 描き手は歯が見えた方が迫力あるけど(特に子供には)、肉食恐竜の場合なかなか葛藤があるね。 原画:4000×1700pix 26.5MB tifファイル ライセンス販売 Adobestock(jpg)Pixta(png)
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異色のトリオ 二つの三重奏曲 :メンデルスゾーンニ短調 シューマンニ短調
フェリックス・メンデルスゾーン/ピアノ三重奏曲第1番ニ短調op.49 satz1 モルト アレグロ エ アジタート satz2 アンダンテ コン モート トランクイロ satz3 スケルツォ:レッジェーロ ヴィヴァーチェ satz4 フィナーレ:アレグロ アッサイ エ アパッショナート https://youtu.be/QYLjFx94opo?si=G4i05AZ2I8Tsk8yc ロベルト・シューマン /ピアノ三重奏曲 第1番ニ短調op.63 satz1 精力的かつ情緒を以て satz2 生き生きと だが あまり速くなく satz3 緩やかに 深い内的な情緒を以て satz4 火のように情熱をもって Vn チョン・キョンファ Pf アンドレ・プレrヴィン Vcポール・トルトゥリエ ピアノトリオの中でも今でもよく聴く。フェリックス・メンデルスゾーンは室内楽が20作品くらい残っているが、その中でも、この曲とこの演奏をボクはよく聴いていた。 いま、ジャケットを見るとみんな若い。(と言っても、当時から既に初老っぽかったチェリスト、ポール・トルトゥリエとその頃気鋭の若手ヴァイオリニストであったチョン・キョンファは親子ほど年が違う。ピアノパートを受け持つ才人アンドレ・プレヴィンはその二人の掛け合いをピアノで繋いでゆく。決してこれはピアノのための伴奏ではなく、それぞれのパートが調和と共に火花を散らす。でも、うまいねぇ。トルトゥリエのチェロはずっと好きだったけど、ボクはサン=サーンスのVn協奏曲と確か、ラロの作品のカップリングでしかキョンファの演奏を知らなかった。 サン=サーンスのキョンファの切れまくった演奏は凄かった。それを期待してこのCDを買ったが、期待は裏切られなかった。 空中分解寸前の白熱と即興性(特にトルトゥリエ!)。プレヴィンがこんなに激しい燃焼をするとは思わなかった。 それぞれがそれぞれの道で成功した人であり、ずっとトリオを組んでいるのではないだけに、これは二度とないような演奏。 でも、この人達のベートーヴェンの「大公」を聴こうとは思わない。 もともとベートーヴェンのピアノトリオは好きでないのもあるけれど、やはりロマン派の音楽に感情が素直に乗ってるんだな。この人達。 シューマンの方は曲自体はルービンシュタインのピアノ、シェリングのヴァイオリン、フルニエのチェロの方をよく聴く。この演奏第1楽章も好きだ。 プレヴィン、本当にうまい。 曲の感想についてはルービンシュタインのトリオのCDを紹介た時、別にLabの方に挙げましたので興味のある方はそちらの方を https://muuseo.com/Mineosaurus/diaries/125
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Sea Pottery 01 うろつきまわってたった一つ。
Sea Glass も最近色的にどうしても届かないものがあって、最近はしてきてガラス瓶に水を入れて楽しむほうにシフトしてきて、きれいな深いブルーとか拾っても、他に拾ってる人がいればあげてしまう。 で、Mussseoで陶器のかけらを展示されてる方がいたのでちょお時にしてみようと思ったが、これがなかなか…絵柄がきれいなものってあまりないね。やっと一枚。 陶器自体の土がよくないのか焼きが甘いのかお皿の地肌が少し荒い。瀬戸物の陶器の艶がないけど、絵が乗りやすいのかな。 裏に広大の一部がついてるからそんなに大きな皿ではないけど、あわい水色の葉の葉脈迄陰影をつけている。下の方は全体に縁どったものかなんだかクローバーのように見える。欲言えばオレンジとか明るい色合いが欲しいけど、多分色としては合ったんじゃないかな。 ちょっと華やかな陶器の全体が想像できそうなものを目当てに石拾いのついでに集めようかと思ってます。✌('ω'✌ )三✌('ω')✌三( ✌'ω')✌
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Mr.Children I Love You
2005年リリースされた12枚目のアルバム。シングルも「四次元」のナンバー3曲をくわえたテーマ感のある言葉を一つひとつ独特の言い回しで音と紡いでいく。様々な結論のない『愛』の形に視点が近くなって、安定した部分と8ビートが前面に出た強さと持ち前のバラッド迄、形のないものを感情の網に中にこわれないようにすくい上げて見せる。 核心を握りしめるのではなく、その周辺からそれぞれの聴く者の中にそれぞれの『LOVE』 の形を感覚的に強く感じさせる。 櫻井和寿の稀有な言葉のつくり方が実にしっくりと曲にマッチしたアルバム。 自分の年と共に歌詞のとらえ方が変わってくるけれど、今は自分自身が回想するに近い遠くなった記憶に浸れるアルバムです。 01.Worlds end 02.Monster 03.未来 04.僕らの音 05.and I love you 06.靴ひも 07.CANDY 08.ランニングハイ 09.Sign 10.Door 11.跳べ 12.隔たり 13.潜水 9曲目の『Sign=サイン』を https://youtu.be/4wuWJ7GAc2s?si=sSw37ldHXnIzXDc1
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ディプロドクス 食玩 なにかのシリーズでもらった唯一の生き残り
竜脚類ってのは損するね。顔が小さくて尻尾の先端までがやたら長い。フィギュアとしてもよほど大きなものでなければどんなにマニアックに作ってもディティールが刻み込めない。隔靴掻痒。 これも何かのオマケだと思うけれど、他にもパラサウロロフスとかあったと思うけど、足先が紛失したりしていて不完全。どこのメーカーさんかもわからないけど、かなり形態的には練られている。おまけのフィギュアとしても少し大きいので、ガムではないんだろうね。
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妻の実家の庭に転がってたチャート
これは、珍しく浜で拾ったんじゃなくて妻の実家の庭先に転がってた。タンブルサイズだったのであまり大きなものは集めてないのでぎりぎり置いてこようかと思ったが、何となく、ぬくもりのある黒っぽさが気に入って、ちょっと磨いてみようかなと…粗削りで角を撮ろうと試みたが、これが固い堅い。ペンシル型ではどうにもならんので、ミニグラインダータイプでダイヤモンドビットを使ってガリガリやった。角が取れてからほったらかしにしたり、庭で植木鉢の花の横で雨ざらしになっていたり、忘れていたり思い出したり、煮詰まったときに棚から家の中に取り込んで、少しずつ磨いてみたりしながらこんなふうになった。 一度部屋履きのスリッパの上にうっかり落としたことがあって足の指が折れたかと思った。そんなこんなで今は画像作成用のタブレットの横に鎮座してます。渋い色合いと、肌触りで癒されてます。
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Chopin Preludes Ivo Pogorelich
ショパン/前奏曲集 ピアノ:イーヴォ ポゴレリッチ 1 前奏曲 第1番 ハ長調 作品28-1 2 前奏曲 第2番 イ短調 作品28-2 3 前奏曲 第3番 ト長調 作品28-3 4 前奏曲 第4番 ホ短調 作品28-4 https://youtu.be/POUJAvRqGR8?si=TlroEyNESngA72lF 5 前奏曲 第5番 ニ長調 作品28-5 6 前奏曲 第6番 ロ短調 作品28-6 7 前奏曲 第7番 イ長調 作品28-7 8 前奏曲 第8番 嬰ヘ短調 作品28-8 9 前奏曲 第9番 ホ長調 作品28-9 10 前奏曲 第10番 嬰ハ短調 作品28-10 11 前奏曲 第11番 ロ長調 作品28-11 12 前奏曲 第12番 嬰ト短調 作品28-12 13 前奏曲 第13番 嬰ヘ長調 作品28-13 14 前奏曲 第14番 変ホ短調 作品28-14 15 前奏曲 第15番 変ニ長調 作品28-15 16 前奏曲 第16番 変ロ短調 作品28-16 17 前奏曲 第17番 変イ長調 作品28-17 18 前奏曲 第18番 ヘ短調 作品28-18 19 前奏曲 第19番 変ホ長調 作品28-19 20 前奏曲 第20番 ハ短調 作品28-20 21 前奏曲 第21番 変ロ長調 作品28-21 22 前奏曲 第22番 ト短調 作品28-22 23 前奏曲 第23番 ヘ長調 作品28-23 24 前奏曲 第24番 ニ短調 作品28-24 どんなに変わってるか聴きたくて買ってみた。結果ちょっとアンニュイな整頓されたメランコリックな演奏。 ショパンコンクールで支持したアルゲリッチが採点に異論を唱えて審査員を降りるなど物議を醸した演奏から 随分大人になった感がある。 この変貌をアルゲリッチはどう評価するんだろうね。 ちなみに僕はアルゲリッチの前奏曲をよく聴く。 ショパン自体についてはあまりいい聞き手ではないと自覚してます。 ただ、第4番の前奏曲については昔見た映画の印象が強烈で今でもそれだけ取り出して聴いたりします。 この曲は映画の中でもよく聴きます。シーンの中でピアノを弾く部分で使用されるんですね。 https://muuseo.com/Mineosaurus/diaries/192 あと、好きなのは24番かな https://youtu.be/Vu89NMtgjhU?si=aBQV3BG1-6jN8f5i ショスタコーヴィチが24のプレリュードとフーガを作曲するまで、思わずバッハを振り返ってみるほどの作品は聴いていない。ていうか、練習曲であるからこそすべての調性を網羅したバッハの数学的構築が意味をなしていて、まねようとしてもどうしようもないものかもしれない。 これはショパンやラフマニノフや様々な作曲家が悪いのではなく、僕がいい聴き手でないことの証拠だろうね。
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トリケラトプス頭骨 2 チョコラザウスス
チョコラザウスのモデル この食玩は海洋堂からリリースされていた。四万十町の旧庁舎(新庁舎になってからはどこに展示してあるかボクは見ていない)に他の動物シリーズもい含めすべて展示されていた。海洋堂の展示館が四万十町にある関係でかなりの予算が町から出ている。何年か前に大阪にもできたけど、小学校を改築した海洋堂のミュージアムには子供が小さい時によく行った。 その玩具の中でも全身骨格は最後まで手に入らなかったけれど、この頭骨はいただきものだけど、凄く詳細にできたいる。下顎は稼動する。確か色の明るい方を2つ持っていて濃いブラウンのは交換で手に入れたものだ。 かなり前だけど、トロフィとして描いたものを添えた。 眼球構造はわからないけれど、基本絵にするときはボクは植物食恐竜に関しては視野の広さを確保する想定で基本ヤギのような黒目を描く。
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渋い深皿に盛られた採れたての脳髄
大人の親指程度の石だけど、面白いので連れ帰った。霜降りの肝臓とも見えないことはない。よほどの偏食と運動不足の結果とか…まあ、どちらにしても美しくはないね。きれいだとは思うけど。台座はサガンっぽい。脳ミソの方はかなり固い。どっかの国の可塑性のない政治家の脳ってこんなんじゃないかな。 石に失礼か。しばらくの間、モニターの真上の棚に鎮座していただくことにしました。
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ケントロサウルス(Kentrosaurus) 知名度 剣竜類のナンバー2
ケントロサウルス(スパイクのトカゲ) 現在のタンザニア(アフリカ)のジュラ紀後期の地層から発見された骨格化石に基づく。ステゴサウルス科だが、突出して大きいステゴサウルスに比して、剣竜類ではまあまあ中型というところか。5メートルでは背中に広い板をいくつも背負って温度調節などとは言っていられない。腰から尻尾迄は反撃装丁の剣呑なスパイクが並んでいる。昔はどこに持って行ったらいいかわからなかった大きな一対の棘はその後の化石の発掘によって明らかにされ、前脚の肩の上に落ち着いた攻守のバランスが取れたスリムな恐竜。嫌いではないのだが、あんまり描いていない。需要と供給のバランスが原因。 この絵もちょっち古い。今年になって資料を集め新しいのを描くためのデッサンを終えている。 原画サイズ:3000×1400pix ファイル形式png ライセンス販売 Adobestock Pixta 作画 2018年
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四次元 Mr.Children 2005年 レコーディング活動再開のシングル 4強全てタイアップ
桜井氏個人がBankBandの活動と並行にテレオーディングしていたミスチルとして13か月ぶりにリリースしたもの。この中の3きょぷが次のアルバム『I Love you』に収録されている。 (4曲目を外したのは印象では、イントロからビートルズっぽいサウンドを組み入れて年齢対象がタイアップにした番組にかなり寄り添い過ぎた遊びが多すぎたんだと思う。いい曲だけどね。) 1.未来 ポカリスエットCM 2.and I love you カップヌードル『NO BORDER』CM 3.ランニング ハイ 映画『フライ、ダディ、フライ』のテーマ曲 4.ヨーイドン フジTV教育番組のテーマ曲 実写版キングダム2も、今度公開される『青春18×2』もテーマが入ったときの音楽の広がりは半端ないね。 8ビートが曲前面に出る第1曲目 ピアノとブルースハーモニカが詞桜井和寿の詞と絶妙溶け合ってる。 https://youtu.be/-7P1eN8HvKM?si=ZkuyjAWbiRHEJKW-
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HOROWITZ OLAYS MOZART Piano Concerto No.23 K488 Piano Sonata K.333
このCDは田舎に帰ってから発売されたものだと思う。正直、ボクはシューマンやラフマニノフなんかのロマン派を弾く彼の演奏を聴くのは大好きだけど、モーツァルトだけは申し訳ないが合わなかった。好きな人も大勢いると思う。彼は若い頃からプライベートでもこの二曲は良く弾いていたようだ。とくにK333 のソナタはいくつかライブも残っている。でもどれもボクは終わりまで聴くことができない。彼のピアノはモーツァルトのフォルテをボクが思うように聞かせてくれない。速さが問題ではない。アレグロはピリスの方が忙しいけど、彼女のは最後まで聴ける。グルダも時々協奏曲ではオケと合わないとあるいは合いすぎると何故が肌理が荒くなるけど、ホロヴィッツのは違うようだ。そんなふうじゃない。加齢によるものでもなさそう。要はスタイルが合わなくて、それがいい年の取り方とうまくつながらなかったのかな。 音楽が音と楽に分離されて音だけが聞こえる。 何かが多すぎて何かが足りない。 何年かぶりに聴いたけれど、…ダメでした。(´;ω;`)ウゥゥ モーツァルト/ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488 第1楽章 アレグロ(カデンツァ:ブゾーニ作) 第2楽章 アダージオ 第3楽章 アレグロ アッサイ モーツァルト/ピアノソナタ変ロ長調K.333 第1楽章 アレグロ 第2楽章 アンダンテ カンタービレ 第3楽章 アレグレット グラティオーソ
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チョコラザウルスのオマケ:当時の名前はマウソニア
たしか一個は自分が買ったチョコの中に入ってたけど、もう一個は貰ったものだ。当時は最大のシーラカンス、『マウソニア・ラポカティ』として周知されていた。 現在は分類上アクセルロディクスの属に入りアクセルロディクス・ラポカティと名前が変わってしまった。 この辺のことは1FのJurassic imageの展示解説をご覧あれ。 https://muuseo.com/Mineosaurus/items/80?theme_id=43263 この古代魚はチョコの中に比較的多く入っていて、『またか』と落胆したものでしたが、子細に見ると非常に精緻で、当時からマウソニアとアクセルロディクスの混交の資料に基づいていて、純粋にマウソニアのみを参考にしているとは思えない。現代のラテメリア科にも敬意を表しているようで、造形の妙がありますね。
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この季節のナミマガシワ
温かい海なら太平洋 瀬戸内海沿岸どこでも採取できる貝殻だと思うけど、よくわからない。子供の頃から良く拾った経験がある。 二枚貝なんだけど、上の部分はよく見るけど、波にもまれている間に身の付いている底の貝殻は外れてしまってパールの光沢がある上の殻だけが見つかることが多い。ただ、今のシーズンは海岸の深部の様子が雨や干満の速さの関係か波が高かった翌日なんかは海藻に絡んで、底側のフラットな殻がくっついているものが多い。 中のみの部分は抜けていて半透明のプラスティックのような殻がくっついている。ボクは標本にすることがないので、その場で下の殻は外して上だけを色を選別して持ち帰る。 もちろん挙動不審なこの爺は石も探しているのでその辺をうろうろして、浜辺でなければ職務質問でも受けるかもしれない。白、黄、オレンジ、薄紫、薄い水色、今は茶色だけれど、育てば色が変わりそうな子供。人間みたいだね。黒っぽいのもあるらしいから配合次第では緑もありそう。こんなに儚くきれいなんだけど、食えるんだよね。これ。ただ、身が少ないからあんまり食べる人いないだろうけど。
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