アーケロン  絶滅した古代の海棲巨大ガメ 懐かしい怪獣映画

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アーケロン 白亜紀後期の海に生息していた古代のウミガメである。
アーケロンの学名は古代の亀あるいは 亀を統べる亀を意味する。全長約4メートル甲羅の長さは2.2メートル頭骨の長さは約80センチ。現在まで発見されている亀の中では最大。食性は海藻や海綿を岩礁から嘴で削り取ったり、クラゲやイカなどの軟体生物を捕食していたと推定されている。構造上多くの意現代の亀のように甲羅の中にて首や手足をひっこめることができなかった。

アーケロンにはちょっと思い出があります。
子供の頃、友人の家の二階の白黒テレビで『The Bermuda depths 』という映画を観ました。実際はカラーの映画だったらしい。邦題は『バミューダの謎/魔の三角水域に棲む巨大モンスター』という。
実はラブストーリィの映画だったということなんですが、日米合作で1978年(昭和53年)の作品。
巨大ガメは当時の日本の特撮の円谷プロが担当したそうです。
ストーリイはほとんど覚えていません。
記憶が残っている場面はラストシーン。幼い頃から友情を育てきた小さな亀の甲羅に主人公の島の少年が不思議な能力を持った少女と一緒に貝殻で刻み込んだハートの中のイニシャルが、年を経て巨大化した亀の甲羅に刻まれた文字であったことがカメラが俯瞰で見せて行くラストシーンです。この巨大な亀は悲しい声で哭くのですが、その声はクジラの啼き声ださうです。いまはDVDもブルーレイも残されていない隠れた傑作だったとのこと。

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    8823hayabusa

    2024/02/29 - 編集済み

    アーケロンというのですか。  アーケロンかどうかは不明ですが、以前に名古屋の水族館に行った際、天井から巨大な亀の骨格がぶら下げられていました。 普通車位の大きさでした。

    古代にはこんなのが海を泳いでいたのですね。

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      Mineosaurus

      2024/02/29

      8823hayabusaさんコメントありがとうございました。名古屋の水族館は言ったことがないのですが、アーケロンは全身骨格のレプリカがいくつか日本にあるようです。その一つかもしれませんね。こんな感じですね。

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